天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

2021年のふりかえり~総集編~

2021年最後のブログとして、2021年のふりかえり~総集編~をしていこうと思います。(ふりかえりというよりは活動のまとめに近いかもしれません)

2021年にやったこと~社外~

オンラインイベントに439回参加した

分散アジャイルチームのイベントやテスト系のイベントを中心に、オンラインのイベント(勉強会?)に439回参加してきました。
参加ペースは2020年下半期から徐々に上がってきて、2021年下半期は年間に500回くらいのペースでイベントに参加し続けていました。
イベントでは沢山の人と出逢い、数えきれないほど面白くて学びのある話を聴けて、最高でした。

詳細はこちらで書きました。

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ブログを毎日書いた

主に参加したイベントの記録や読書して良かった本の記録を残す目的で、ブログを毎日書いていました。
2021年が始まる時は毎日は続かないと思っていたので、毎日続けられたことも嬉しかったのですが、イベントの参加者や開催者の方・本の著者や訳者の方に読んでもらって何回も喜んで貰えたことが、100倍くらい嬉しかったです。

詳細はこちらで書きました。

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Write code every dayをした

昨年まではエンジニアとしての仕事をする機会は少しありながらも、ドメインエキスパートとしての仕事やコンサルタントに近い仕事に軸足を置いていました。
しかし、昨年の終わり頃から社外でエンジニアの方々の話を聴く過程で、エンジニアに対しての尊敬の念や憧れが次第に強くなり、今年はエンジニアとしての仕事を増やしたい・エンジニアとして価値を出せるようになりたい、という想いが湧き、そのための活動の一つとして毎日コードを書いていきました。

同じ社会人歴のエンジニアと比較するとまだまだスキルが足りないと思いますが、昨年度と比較して確実に成長はできたし、コードを書く楽しさを改めて感じられ、今年やって良かったと思う取り組みの一つでした。

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カンファレンスに8回参加&4回登壇した*1

カンファレンスに8回参加して、その内4回では登壇をしてきました。*2
2020年は登壇は一度もしたことがなかったので、自分の考えを整理して発表する、という活動は本当に貴重な経験で、楽しかったです。
来年はしょっぱなからRSGT2022という大ボス(?)が控えているので、今年の経験を少しでも活かしたいです。

詳細はこちらに書きました。

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本を214冊(78,000ページ)読んだ

エンジニアとしてのスキルアップや、プロダクト開発を少しでも上手にできるようになりたい、という想いから、読書をほぼ毎日していました。

30冊位は挫折して50冊位は一部だけしか読むことができませんでしたが、66冊の技術書を中心に214冊の本を読むことが何とかできました。
2020年度と比較すると信じられないくらい多くの本を読むことができたので驚きましたし、読書を通して今まで考えもしなかったような視点や、仕事の意思決定やプロダクト開発に役立つ多数の知識を手に入れることができたので、とても満足しています。

詳細はこちらに書きました。

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コーチングを受け始めた

@spring_akiさんにお願いして、4月頃からコーチングを受け始めました。
2021年をふりかえってみると、コーチングの存在は本当に大きく、受けて良かったと心から思えるものでした。

コーチングを受け始めた経緯やコーチングを受けてどんなことが自分に起きたのかなどはどこかで一度まとめようと思っていますが、この記事では一旦具体的な内容は省略させてください。

2021年にやったこと~社内~

あんまりパブリックに書けないことも多く、内容もかなりぼかすような感じになってしまいますが主に以下のようなことをしていきました。

エンジニアとしての活動

レガシー目なシステムに従事し、運用保守をしながらシステム改善をしていきました。
機能開発は勿論、アジャイルを参考にしながらシステム開発のプロセスを改善したり、テストを書きながら継続的にリファクタリングをしてシステムの複雑度を下げたり、あまり価値を生み出していない機能の削除による運用コスト・参入障壁の低下を進めたり...レガシー目なシステムとの向き合い方はこの一年で相当上手くなったんじゃないかな、と完全に主観ではありますが思っています。

Write code every dayの取り組みや技術書を読んだことが功を奏して、コードを書くことやシステム設計を考えることが楽しくなったお陰で、システム開発に対して意図や根拠をはっきりと持って多くの意思決定をし、その意思決定から多くのことを学び、エンジニアらしい仕事が社会人5年目にして初めてできた実感がありました笑

また、テストを中心に品質保証の勉強をしたことが生きて、障害の数を大きく減らすことができました(今年は1件を障害も起こすことがありませんでしたし、既存で含まれていたバグも保守改善のリリースをしていく中で潰すことができました)

ドメインエキスパートとしての活動

自身が関わっているドメインについてあまり市場に出回っていない知識を中心に、これまで関わりが全くなかった数社に対して講演をしたり、クライアントと対話をしながらより先進的なプロダクトやより大きな利益を生み出すプロダクトについて考え、幾つかの要望をシステムに落としていきました。

社会人になってこれまで地道に蓄えてきたドメイン知識と、社外で勉強したものの考え方や多様な学問の知見を活かすことで、クライアントから喜んでもらえたり、ビジネスを作っていくことができたのは本当に嬉しかったです。

チームづくり

今年はチームで常に活動をしていました。
チームメンバーは入れ替わり(社内事情による異動)も激しく、メンバーの入れ替わりを4回経験しましたが、新しいチームメンバーに合わせて、チームメンバー全員が幸せに働けるチームを都度目指し、チームづくりに取り組んでいきました。

チームづくりは勿論自分だけが行ったというわけではなく、チーム全員で行ったものですが、社外で学んだ知識を活かしながらチームビルディングを進めた結果、チームメンバーからは、(新しくチームに入ってきた人は特に)「過去にいたチームと比較して物凄くやりやすい」「とってもいいチームだ」と言ってくれて凄く嬉しかったですし、何よりも自身がチームで働けて楽しかったです。
チームメンバーには沢山助けられ、本当にありがたい限りでした。

人事

人事として主に新卒採用に関わりました。
本当にたくさんの学生に出逢い、出逢った学生からは壮大な夢を聴かせてもらったり、とてつもないエネルギーをもらい、刺激が溢れる時間でした。

学生が受けて良かったと思う面接とはどんな面接だろうか?あわよくば一緒に働いてもらうためにはどうすればいいか?...を考えながら試行錯誤した結果、下半期には「楽しい面接でした」「学びが溢れる面接でした」と感想をもらうことがぽつぽつ出てきて、徐々に試行錯誤の成果が出てきたのかな?と感じました。

社内横断の活動

500人以上の規模の社内カンファレンスを運営しつつ登壇したり、品質保証関連の活動に関わったり、全く一緒に働いたことがない別部署の人たちとプロダクト開発について議論して社内の課題を話し合ったりしました。

2020年までは異なる部署の人と働くことはおろか話す機会すら一度もなかったので新鮮な時間でした。
また、まさか自分の社内でカンファレンスが開催されることになるとは思ってもいなかったので驚きましたし、そのカンファレンスに運営&登壇者として関われてよかったです。2022年度は社外の人も巻き込みたいなあと思っているので、夢の実現に向けて頑張りたいと思います。

2021年全体をふりかえって

間違いなく、26年間の人生で一番充実した年でした。
特にコミュニティ活動を通して、学びにあふれる楽しい時間をたくさん過ごすことができたのは良い思い出です。

来年は仕事の内容もプライベートでも大きな変化が幾つかある予定なので、今年とはまた違った一年になると思いますが、今年出逢った人や一緒に時間を過ごしたすべての人に感謝の気持ちを込めて、ブログを締めたいと思います。

皆さんどうもありがとうございました!

*1:1日、もしくはそれ以上の期間を通して開催されていたイベントをカンファレンスと呼んでいます

*2:登壇は他イベントでも2回してきました