前回出た話を踏まえて、スクラム祭りのkeynoteに関する打ち合わせをしてきたので、話したことをまとめます。
今回は自分が前回の運営の話も踏まえて、keynoteを依頼したいと思っていた人に直接話しをしてきました。
keynoteで話してもらいたいことや期待している行動変容を伝える
昨今コロナも徐々に落ち着いてオンサイトでの大規模*1なカンファレンスやオンラインで数100人が集まるような大規模なイベントが増えてきた一方で、小さくて濃い繋がりを持てる機会というのはあまり増えておらず、もっといえば縮小傾向にあるような気が個人的にはしています。
こうした背景もあって、スクラム祭りでのkeynoteは、小さくて濃い繋がりがあってその場にいた人がコミュニティのすごさや期待を超えるような経験(具体的には自分の人生の転換になり得るような経験)ができるような場を生成するカンファレンスにしたいと思っていて、そこにつながる話がkeynoteでできないか?というのをお願いしました。
そのため、keynote後に期待する行動変容としては、話を聞いた人が社内外で小さなコミュニティを展開し、そこで人生を左右するような話題を持ち込み、自分にとってターニングポイントとなるようなイベントや時間を過ごせるということを考えているというのも併せて伝えました。
keynoteで話せそうな内容
上記の話を踏まえて、keynoteでどんな話ができそうか?というのを聞いていきました。
話のイメージとして、まず前半は実際にkeynoteを依頼させていただいた方が実践して成果を出したことをお話してもらった後、後半はなんでそのようなことができたのかというのを知的好奇心を刺激するような知識も交えながら出していただき、行動変容につながるような形で話せそうだということを言ってもらいました。
また、自分が求めている、keynoteを聞いた参加者がその後ターニングポイントとなるような体験ができるイベントに参加するという点に関しても、いくつか研究してきたテーマがあるというお話をしてもらい、その内容を具体的に聞きました。
色々と話を聞いたのですが、そういった体験ができるイベントとしては大まかなポイントとして以下があるということでした。
- 参加している人数が5-6人
- 最低でも2時間くらい
- 集まっているメンバーに対して、自分が影響を及ぼす(及ぼされる)ことができると信じている(=その場にいる人が人生の転換点となるような体験を自分が作り出せる(その場にいる人に作り出してもらえる)と信じている)
- できれば対面している(オンラインでも良いが、何も他のことに気が取られず集中できる環境が整っている)
- 相手の話を徹底的に聞くことができる(自分に注目を集めたり興味を持ってもらうための話や個人の興味に基づく話をしない)
Next Action
keynoteで話してもらう内容を固めたりそれが自分が望んでいる内容なのかを評価するために、keynoteで話すことを実践すると本当に自分が望んでいるような体験ができるのか?というところを、ワークショップのような形で実験してみようということになりました。
スクラム祭り当日を考えると、コミュニティにそんなに近い位置にいない人たちや当日はじめましてをするような人たちを参加者にしたいところではあるのですが、そこに至るまでにまずは実体験として自分が望んでいるような体験ができるのか?というところを一定恵まれた環境で実験したいという話をして、諸々条件が整っている状態でワークショップのようなものをやってみようという話をしました。
*1:80名以上くらいのカンファレンスを勝手に想定