天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

いよいよ明日からスクラムフェス金沢ですね

タイトルの通り、スクラムフェス金沢が明日に迫ってきたので、今日はここまで運営をしてきて思ったことをつらつらと書いてみようと思います。

www.scrumfestkanazawa.org

スポンサーの皆さん参加者の皆さんへの感謝

スポンサーの皆さん、参加者の皆さんへの感謝をまずしたいです。

カンファレンスを自律的に運営できるようにするためには、当然お金が必要です。お金があって初めていろいろやりたいことができるのは当然のことではあるのですが、いざカンファレンスを開催しようとなると自律的に運営できるようなキャッシュフローを立てるのは想像以上に大変なことなんだと気が付かされました。

ただ、スクラムフェス金沢は多くのスポンサーの方々、そして1日で現地チケットを完売まで持っていってくれた参加者の皆さんのお陰で、カンファレンス運営中にお金が原因でなにかを諦めたり立ち止まることはありませんでした。(もちろんこれ費用大丈夫?と立ち止まって計算することは何度もありましたが)

初回のご祝儀という側面も一定はあったのかなと思いつつ、こうして無事にカンファレンス開催できるのは間違いなく皆さんのおかげです。どうもありがとうございました。

運営はやることが想像以上に多かった

他地域のスクラムフェスの運営を見ていると、わいわい楽しそうに計画をしてくれているなあという印象でしたが、裏には泥臭いけれど必要な作業がたくさんあったり、想像以上に考えないことが多かったりして、こんな大変だったんだというのが自分の正直な感想です。

今回の経験を通して、改めてRSGTやスクラムフェスの運営の方々には頭が上がらない想いです。自分も何かしらの形で、貢献し続けられたらなあと思っています。

地方スクラムフェスの意義

地方スクラムフェスが続々誕生する中、スクラムフェス金沢の色ってなんだろう?なんでスクラムフェス金沢を開催するんだろう?というのは、ずっと自分の中にあった想いでした。

しかし、いざカンファレンスをオープンしてみると、地元の方を中心に金沢に親近感のある方が多くいらっしゃり、プロポーザルに関しても今回初めてプロポーザルを書く地元の方がめちゃくちゃ多くてびっくりしました。

大義が分からず立ち止まるくらいなら大義を気にせず動いたほうがいいこともある、というのを今回の経験を通して感じました。

オンラインは大丈夫?

正直オンラインの体験をどのようにしてよくしていくのか?というのは最後まであまり解が出ませんでした。

現状オンラインチケットもそんなに売れていませんし(枚数だけ見ると売れてはいるもののサテライト参加の方も多い)、そもそもみなさんがオンライン参加のモチベーションがそこまでないのかな、とは思いつつも、プライベートな事情などでオンライン参加を余儀なくされる方や試しにまずはオンラインで参加するという方もいらっしゃると思うので、その方々のことはカンファレンス中常に頭に入れておきたいです。

いいカンファレンスになるのかな?という不安と参加してくれるみなさんへの信頼

明日に迫っていますが、どんなカンファレンスになるのかは自分たちもあまり予想できていないところがありますし、自分も含めて運営経験がまるでないメンバーも多くいるので、いいカンファレンスになるのだろうか?というのは素直に不安です。

ただ、参加してくれるみなさんがスクラムの価値基準に基づいて行動してくれれば、自分たちはただ場を用意するだけで勝手に最高のカンファレンスにしてくれるという超他人任せな思いもあり、そこまで心配していない自分もいます。

多くの皆さんにとって、来年もまた来ようと思ってもらえるようなカンファレンスになることを心から願っています。