天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

スクラムフェス金沢に対する想いをざっくばらんに運営で話してきた

タイトルの通り、スクラムフェス金沢の運営の集まれるメンバーで、スクラムフェス金沢に対する想いの話し合いをしてきたので、話してきた内容を整理していきます。

もやもやしているポイント

もやもやしていることがある人たちからもやもやポイントの共有がありました。挙がったポイントとしては、以下の点がありました。

  • 今回は予想外に51件ものプロポーザルが出た。そこで今の15枠に入っていないセッションを見ると、「これ落とすの?」というのが多くありすぎる。Xで「これ聞きたい」みたいな感じで盛り上がっているやつとかは特にそう感じてしまう。
  • 今選んだ15枠に関しては、スクラムフェス金沢をこういうカンファレンスにしたいからこういうタイムテーブルになっている、みたいな要素が結果的に薄くなってしまっているのが気になっている
  • これまでの話し合いをしていく中で「これは(運営が)大変そうだからやめよう」とそこまで可能性を検討していなかったり、思い込みで判断していたところ(同じ会社3枠はおかしいだろうなど)もある

オンライントラックはありなのか?

オンライントラックがそもそも検討されていなかった背景を整理しながら、オンライントラックをやるべきか考えていきました。

まず、オンライントラックを考慮に入れていなかった理由として、以下があったのではないか?という話をしました。

  • confengineをOpenした段階では、オンライントラックで品川アジャイルにサポートしてもらえるとかは話としてまだ曖昧なままだった
  • オンライントラックでは対話は捗らないからやりたくないという運営メンバーからの意見があった
  • オンライン配信を北陸でやったときに大失敗してしまった過去があって少し躊躇した

一方で、品川アジャイルにお願いすれば、オンライントラックの実現も出来るのではないか?(むしろそれくらいしか方法はないのでは?)という話が出ました。
ただ、このあたりはオンライントラックをやることに抵抗を持っている人たちの意見も聞いたうえで判断したいということになり、一旦ふわっとしたまま話は終わりました。

なお、会議中にチャットでばやしさんからも品川アジャイルにお願いすればできるという話が出たりしていました。

スクラムフェス金沢の色はなんだろう?

開催が決まった当初はスクラムフェス金沢をなんでやるのか?どういう特色を出したいのかがよく分からずに終わってしまっていましたが、今ならそういう話ができるのではないか?ということで、スクラムフェス金沢の色に関する話をしていきました。

ここででてきたのは、「普段アジャイルコミュニティとあまり関わりのない北陸の方々たちをアジャイルコミュニティに引き込む」という話でした。
これはプロポーザルを見たときに感じたことで、最初はいつもの人ばかりなんだろうなあと思っていた運営メンバーからすると大きなサプライズだったということです。

このコンセプトはたしかにスクラムフェス金沢でしか達成できないコンセプトだということに関しては運営の中でもおそらく全員が合意できていて、是非取り入れたいという運営メンバーもいました。

タイムテーブルにスクラムフェス金沢の色はどれくらい入れようか?

上記を踏まえ、スクラムフェス金沢の色をタイムテーブルにどのくらい入れたいのかを話していきました。以下の意見が運営メンバーから出ました。

  • 北陸色を強めたいという想いが個人的にはあるが、採択プロセスを始める前はこういう想いがあることに気が付かずスタートしていたのも事実なので、北陸色を強めにくいという意味でフラット。
  • 第0回だし、どちらかと言えば強めたいと思っている。ただ、無理に強めようとは思っていない。
  • 強めたい。金沢にゆかりのある人たちや北陸の人たちをもっとアジャイルコミュニティに引き込みたい、というコンセプトを大切にしたいと思ったのが理由
  • フラット。カンファレンスのコンセプトと合致しているし北陸色を強めたほうがいいんだろうなと思っているが、今回は第一回で、第2回以降のチャンスもあるので、そこで強めるのでもいいと思っている。また、採択連絡が遅れてしまうのはよくないと思っている。
  • フラット。スクラムフェス金沢のコンセプトにあっているか?というのは大切で、そう考えると、北陸色を強めることに賛成している。ただ、参加者が学びを持ち帰れるかどうか?という観点でタイムテーブルを再度見直しする必要があるとは思っている。

全体を通した感想

まず個人として、抱えていたもやもやに関して解消する部分が多くあったので、その点がよかったです。

また、夜の遅い時間帯にもかかわらず集まってくださった運営メンバーの方々も、話ができて良かったと言ってくれるメンバーがいて、会としても開催した意義があったのかなあと一安心しました。