天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

スクラムフェス金沢の打ち合わせ第17回目をしてきた

今日もスクフェス金沢の打ち合わせをしていったので、話した内容を書いていきます。

www.scrumfestkanazawa.org

採択するプロポーザルの最終調整

採択するプロポーザルを最終調整していきました。

ただ、今週水曜日と木曜日で議論したこともあり、特に新たに何かを話すこともなく、元々調整する予定だった調整を淡々と行い、セッションを決めました。

採択する文面の決定

採択する文面をモブワークで見ていきました。

基本的には他のスクラムフェスと同じなのでテンプレート通りで問題なかったのですが、セッション選考方法だけ少し特殊だったのでその旨を記載しました。

スピーカーTシャツ

スピーカーTシャツを作ることを決めました。(最小限の労力でやっていこうというのを考えていることもあって、実はまだやるかどうか決めていませんでした)

採択作業

Confengine上でプロポーザルの採択作業をしていきました。

具体的な手順としては、ConfengineのSubmission DashboardをFinalize状態にして、statusをFinal Acceptedにしていきました。
最初にテストプロポーザルで文面をチェックして問題がないことを確認した後、Speaker1人1人にFinal Acceptを送りました。

(補足) 採択するプロポーザルの決め方

(スクラムフェス金沢に限った話ではないのですが)プロポーザル採択の透明性が欲しいというのをよく耳にするため、結果的にどのように採択するプロポーザルを決めたのかを改めて記載しておきます。

ベースとなるタイムテーブルを決める

kawaguti.hateblo.jp

こちらの記事を参考にしながら、ベースとなるタイムテーブルを決めていきました。プロセスとしては以下を踏んでいきました。

  1. like数で並べる
  2. 何本likeでとるか決める
  3. 運営の推しセッションを決める(推しの基準はバラバラで、個人的な興味から聞きたいセッションもあればスクラムフェス金沢というコンセプトから採択を推したいセッションもありました)
  4. もし1社で3本以上入っていたら2本に絞って繰り上げする
  5. 時間枠を調整
  6. 初登壇枠の調整
  7. 地元枠が一定あるように調整
  8. 採択するプロポーザル数を調整
  9. 特定のロールの人が楽しめないような構成になっていないかの観点で調整
  10. 対話が促されるような構成になるように調整

タイムテーブルの調整

できあがったタイムテーブルを見ながらカンファレンスのコンセプトに沿うように調整をかけていきました。

カンファレンスのコンセプトに関してはそれだけで2時間近い議論をしたのですが、北陸にゆかりのある方がこれだけプロポーザルを出してくれたという事実に感動する運営が多く、これに加えて当初からあったスクラムのコミュニティにまだあまり参加していない人を取り込もうというコンセプトの2つを特に大切にしようという話になりました。

このコンセプトをもとに、調整をかけていきました。
上記のタイムテーブルに入っていないもので、「北陸にゆかりがある×スクラムのコミュニティにまだあまり参加していない」の条件を満たすプロポーザルが3件あったため、この内運営で特に興味があると前述のプロセスで話が挙がっていた2件に関して、これを既存のセッションと入れ替えていきました。(1件に関してはプロポーザルだけだと何が話されるのかが読めず、既存のセッションと入れ替えしないことにしました)

結果的に、like数で選んだプロポーザルかつ初登壇ではないプロポーザルと、PO向けにバランスを整える目的で入れていたプロポーザルと入れ替えることにしました。(参加者層を調査したところ、PO系の人がほとんどおらず開発者が一番多くの割合を占めていそうだった)

全体を通した感想

1ヶ月弱かけてきた採択作業が一区切りして大きな山場を超えた感覚があったのはまずよかったです。

個人的な興味から気になっていたプロポーザルでもAcceptができなかったのは非常に残念ではあるのですが、個人的にはやはりカンファレンスのコンセプトに共感してくれるスクラムフェス金沢に参加してくれる方が楽しめるカンファレンスにできると良いなあというのを一番思っているので、カンファレンスのコンセプトを中心に沿ったプロポーザルが多く選べたのはよかったです。

最高のカンファレンスになるように準備をしていこうと思うので、参加される皆さんはぜひ楽しみにお待ちいただければと思います!