表題の通りスクラムフェス三河のDay1に参加してきたので、そのまとめです。
なお、先に言い訳をしておくと、2weekコンタクトが諸事情により17日目に突入しており、乾燥と合わさってコンタクトが乾いてしまいあんまり名札が見られなかった(つまり名札がぼやけていてなんとなくの名前になっている)という点をお詫びしておきます。(名前聞けばよかったのですが...)
- 遅めの会場到着
- たかたにさんとお話する
- moriyuyaさん小泉さんkoitoさんながしまさんとお話する
- おおひらさんとお話をする
- hisaさんとお話をする
- りょかさんと話をする
- まつしゅーさんに絡まれる
- じゅんぺーさんとお話する
- じゅんぺーさん川口さんミツカワさんいくおさん(Suyamaさん)とお話する
- やたさんと話す
- おがさわらさんますのさんたかたにさんと話をする
- 中さんと駅に向かう
遅めの会場到着
keynoteも終わり乾杯の挨拶?も終わった18:40分くらいに会場に到着しました。
受付をしてもらおうとしたのですが、スタッフの方が全然見当たらずキョロキョロしていたところ、普段とは様子がおかしいkobaseさんにしれっと挨拶して、動揺しました笑
その後はおがさわらさんと矢田さんに会い、無事に受付をしてもらうことができました。
たかたにさんとお話する
ふりかえりカンファレンス以來の再会をたかたにさんとはたし、お話をしていきました。
ふりかえりカンファレンスで主に話していた1on1周りの話があの後どうなったのか?ということを聞いたり(結果的にそれ以外の要因もあって非常にうまくいったそうです)、たかたにさんが担当されている例の音楽に関しての進捗を聞いたり、今回はKAGさんがどれくらいの人数参加しているのか?という話を聞いたりしました。
moriyuyaさん小泉さんkoitoさんながしまさんとお話する
moriyuyaさんに声をかけていただき、小泉さんも交えながら最近の仕事事情を話していました。
仕事自体はすごく楽しくできていて、チャレンジングなPJへのアサインも自分の要望に応えていただいた形なので前向きに取り組んでいるのですが、時差の問題などもあって色々すごいことになっているというお話をしました。
その後、koitoさんが社内コミュニティの話を色々小泉さんとしていて、他人事のように聞いていたら唐突に玉が飛んできたので驚きましたが嬉しかったです。
社内コミュニティに関しては、母数が多いということもあって他の会社さんと比べてかなり人数も多く活発だそうで、実際に中で運営に携わっているkoitoさんやながしまさんの感覚的にもすごく賑わってきているということでした。最近はそんな賑わいもあって経理の方からスクラムに関する相談が来たことがすごく嬉しかったそうですが、どのようにして相談にのろうかと考えていた時にJKさんにあっさりと相談を取られてしまったことがハイライトだったということでした笑
また、社内コミュニティだけではなく社外からの流入の話にもなり、スクラムフェスに継続的にスポンサーをしていると効果があるのか?という話を聞くこともできました。
その他にも、仕事周りで色々とコラボレーションがあるかもしれないね、という話をしたりしていきました。
おおひらさんとお話をする
おおひらさんから葛飾ステッカーをいただき、お話しました。
三河には現地に来ることで定評があるおおひらさんですが、三河名物(三河しかいない)という方が結構いるのが三河の特徴だという話を聞きました。具体的な名前としてはりょかさんが挙がったので、りょかさんいるならぜひ話をしたい!と言ったところ、あの辺にいるんじゃないのかなあといいながら後々引き合わせてくれました。
おおひらさんは83ラジオに今回参加するそうですが、いくおさんが三河には来れないのにわざわざこのためだけにチケットを買ってくれたうえで参加できそうな日程を調整したという話をしていて、すごく感謝されていました。
hisaさんとお話をする
スクラムフェスに久々に参加(2024年は初参加)したというhisaさんと話しました。RSGT2024も忙しかった上にインフルエンザを罹患して来れなかったということで本当に久しぶりな感じでした。
ただ、DevOpsDays Tokyo2024にはいらっしゃったそうで、今年自分が唯一現地にいけなかったカンファレンスですれ違いを起こしていたのかーとなりました。(自分のセッションも聞いてくださったということです)
その後近況の話になり、hisaさんは一応卒業したということにしているという話と、今は正社員としてエンジニア的な立場で関わっているという話を聞きました。
hisaさんはエンジニアとしてコードを書くのはあまり得意意識がないということですが、その理由が、自分が正しくない判断をすると絶対にうまくいかないから(コミュニケーションであれば自分が間違った判断をしたりしても相手がよしなに汲み取ったり相手が主体的に動いてくれたりすることでうまくやってくれる)という理由から成り立っているというお話をされていて、すごい面白いなあと思いました。
りょかさんと話をする
前述した話の流れからおおひらさんがりょかさんを連れてきてくれて、一緒に話をしました。
ブログには書けない話をしばらくした後、りょかさんが今回発表される「やさしさ」の話を色々と聞いていきました。
りょかさんはどちらかというと自身の経験談的な側面から、人は歳を取るにつれてどんどん「やさしく」なると思っているそうで、その「やさしさ」を深堀りするような話を明日するということを教えてくれました。
ただ、全員が全員「やさしく」なるというわけではなく、一部に関しては精鋭化してしまう(自分が信じていることだけを正しいと思うようになり他の人の話には耳を傾けられずどんどん人に「やさしく」なくなる)という話もあり、「やさしく」なれる人は経験や知識を重ねるうえで物事を諦められるようになっていくという人に限られる(ただしそちらの人の方が多い)という風にりょかさんが考えられているということを話してもらいました。
また、そうした「やさしさ」という言葉が持つ多義性やその中で自分たちはアジャイル開発のような文脈でどのような点の定義を活用することが役に立つのか?*1という明日の発表で踏み込む部分に関しても一部教えてもらったりしました。
その後は、三河でこうした「やさしさ」に関して語るようなセッションができるというのは嬉しいという話や、一方で三河以外だとどの地域スクラムフェスやカンファレンスでりょかさんが好きそうな話が受けると思うか?という質問をしていただき、その話をしていきました。
正直なところカンファレンスのめぐり合わせ的な要素も大きいので、必ずこのカンファレンスに合うというのはないとは思うのですが、りょかさんのこれまでキャリアとの親和性という意味では福岡などは面白いのではないか?という話をしました。
他にも、47機関メンバーの近況を聞かれたり、bleisさんの「やさしさ」に関して話を聞いたりしていきました。
まつしゅーさんに絡まれる
まつしゅーさんに、「三河だけはご飯が美味しくないから現地には来ないと言っていたaki.mさんなのになんでいるの?」といじってもらいました。(まつしゅーさんはいつも自分のことは全然いじってくれないのでいじってもらえて嬉しかったです)
その後はりょかさんやAckyさんも含めながら、まつしゅーさんが来年は代表を託したいと思っている人がいるという話を聞いていきました。
代表を譲る理由としては、下から支えるような動き方の方がまつしゅーさんが好きだということや、もっと若い世代がどんどん活躍してほしいと思っていることが理由だそうで、来年以降は雰囲気とかもちょっと変わってくるかもしれないという話を聞きました。
また、今回のセッションの選び方(配置の仕方)の話になり、製造業関連の話は固めつつ、組織変革的な話やチームの成長的な話がまつしゅーさん個人としては好きなので、そういった話をするトラックを幾つか用意したという聞いたりしていきました。
途中まつしゅーさんは「三河っぽい」セッションは全部落としたと話していましたが、自分が感じている三河っぽさはまさに組織変革的な話やチームの成長的な話だったので、イメージと合っていてよかったなあと思いました。(三河に関しては元からこの話をしようと思っていたものを自分の中の大本命としてプロポーザルにしたためていたため)
じゅんぺーさんとお話する
今回のスクフェスで達成したかったことの一つであった、今自分が企画をしているスクラムフェスの話をじゅんぺーさんに相談しました。
まず、スクラムフェスが被ってしまうことによる地域スクラムフェスとのコンフリクトに関して話をしたのですが、じゅんぺーさん的にはこれまで出てきた様々な話題に関して特に何も気にしない(リスクとしては参加者が分散することで収支が取れないことくらいだが、じゅんぺーさんが普段予算とか考えている時のことを想像すると、収支が取れなくなったとしてもこれくらいの金額だもんなーと思う)という話をしてくれました。
また、じゅんぺーさんとしては新潟が中心になってそこに新潟以外の人が来てくれるみたいな感覚なので、新潟以外から来て欲しい人がいるということはそんなに思わないということです。新潟はどんどん地域が熱量を発して、日本だけではなく世界からその熱量に引き寄せられるような形で人が来てほしいと思っているそうで、東京から人が来てほしいみたいな思いはあるのかもしれないけれど新潟がいかに地元の人を中心として盛り上がれるか?みたいな方にはるかに大きな関心があるということでした。
次に、なんで自分がスクラムフェスを企画しているのか?という話をしました。
じゅんぺーさんとしては、小さなコミュニティがある良さというのは話としてすごく面白いということで、その理由としてじゅんぺーさんがドイツのAgile Testing Daysに一人ぼっちでいったけど自分の気の持ち方次第で全然馴染めたというエピソードを話してくれました。
そういった体験があるからこそ、小さなコミュニティが地域でできるみたいな考え方はじゅんぺーさんにはこれまであまりなく、面白かったということです。
他にも、他のスクラムフェスとのコンフリクトとかは気になっちゃうのはすごく分かるけれども最終的には気にせずやるのが一番だしそこを応援したいという話や、新潟にかぶせられたとしても全然気にしないという話、今考えているXP祭りと同時開催というアイデアはなんとなくじゅんぺーさんの感覚的にはいい気がするという話をすることができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
じゅんぺーさんは本当に話のスケールが大きくて、そのスケールの大きさが夢や理想の状態の大きさに繋がり、話を聞いている人も自然と自分の話のスケールを見直すきっかけになるなあと思っていたので、今回もそういったスケールの大きさを感じることができて、自分がこれまで思ってもいなかった考え方を吸収することもできたので、すごく学びも多い時間になりスクラムフェス三河に来た大きな目的が達成されました。
じゅんぺーさん川口さんミツカワさんいくおさん(Suyamaさん)とお話する
川口さんが、ジャネット・グレゴリー派のじゅんぺーさんにTDD+モブプロ派のいくおさんを合わせたいということで、話が始まりました。
じゅんぺーさんが名刺代わりにじゅんぺロココを配布したのですが、これが流通され金銭取引されるようになるとキラキラしているのが怒られるという話からスタートしました。
いくおさんは今回のスクラムフェス三河はおがさわらさんに誘われて来たそうですが、最初はチケットが取れなかったので、現地に来るのではなくサテライト会場を三河に作ってそちらに行く予定だったという話をしました。結果的にいくおさんは無事にチケットが取れたので、三河サテライト会場に関しては話がなくなったそうです。
次に、スクラムフェス金沢の話をしました。スクラムフェス金沢にじゅんぺーさんは行けなかったということで、小学校を作り変えた会場がオープンすぎて(ドアなどがなくて)マイクの音とかで少しきになるところはあったという話をしたところ、最近の小学校はドアなどが撤廃されたオープンな小学校が増えてきているという話を教えてもらいました。
また、ミツカワさんが、ジャネット・グレゴリー派のじゅんぺーさん、TDD+モブプロ派のいくおさん、というイメージなら自分(aki.m)は何派なのか?という質問をしたところ、チェンソーマンの記憶の悪魔だという話をされ、一人だけ派閥ではなくなっていました。
川口さん的には、何でも記録に残そうとするんだけれどあったことをそのまま記録にしてしまうことが原因で西内さんに自分が注意されていたのが割と面白かったということです笑
話の流れで、みほらぶさんにも記録を正確に残しすぎて注意されている印象があるという話が出たのですが、そちらはある種の様式美的なところがあって、自分も事実ではあるんだけれど敢えてみほらぶさんに突っ込まれるような書き方をして、突っ込まれたらそこを訂正して新たに記事をあげるという謎のことをしているという話をしました。
次に、いくおさんは筑波大学のすぐ近くに住んでいるということで、筑波大学の周りを散歩したりといったこともするそうですが、みほらぶさんの霊圧をたまに感じるんだけれども実際に会ったことはないという話をしました。
その後、じゅんぺーさんが諸事情があって今年はAgile Testing Daysにいけないという話をしたのですが、そこで川口さんから諸事情を解決するための正当なハックのやり方が話されていて、最初は冗談かと思って聞いていたのですが、聞けば聞くほどめちゃくちゃ有用なテクニックだし話にも出ていた一部の例外的な状況を除いてはすごい使えるなあと思いながら聞いていました。
その話の流れで、不純な動機のもとでそのハックが会社によっては使われているという話を聞き、とてもブログには書けないけれど実際にあった話(今もある話)を聞きました。
じゅんぺーさんがハックの話を聞いて、カンファレンスに行く価値や情熱を表現しきれていないのがだめなんだなーと思ったという感想を呟いたところ、じゅんぺーさんのモノマネを川口さんが披露してくれて、じゅんぺーさんもそんなようなことは言いそうだという話になりました。(今回は菩薩さんを川口さんに紹介した時のモノマネも披露してくれました)
最後は、じゅんぺーさんは常に姿勢や言動が一貫しているのが信頼を集められる理由なんだろうなあという話をして、非常に良い感じで場が締まりました。
やたさんと話す
会場の片付けを手伝っていたのですが、その際に真面目に声を張って会場全体に話をしていたやたさんと話をしました。
やたさんは最近有給を取っていたということもあって水曜日にいつもやっている会ではご無沙汰していたのですが、絶対に復帰しようと思っているという話をしてくれて、楽しみが一つ増えました。
おがさわらさんますのさんたかたにさんと話をする
おがさわらさんに、先日のスクラムフェス仙台の社内講演をしたときの話をしようとしたところ、おがさわらさんがますのさんのことを誰も呼んでいない「事業部長」という名前で呼んでいるという話になり、そういえば自分(aki.m)も誰も呼んでいない.mさんと名前で最近呼ばれているなという話をしていきました。
ちなみに、おがさわらさんも最近(もしかすると今日??)シニアスクラムマスターという肩書がついたそうですが、アジャイルコーチ的なチームの外からの支援をメインでやっていることを考えるとおがさわらさん的にはそんなに納得感はないということでした。
そのあとますのさんに、「ストレスシャワーの方ですよね?」と聞かれたのですが、大分おかしい層に向けた発表(だと自分は思っている)XP祭りの自分の発表を参照されているんだと気がつくのに若干時間がかかり、最近人によって自分のイメージがバラバラで面白いという話をしていきました。(セキュリティの方ですよね?と言われることもあるし、ぶっとんだ記憶の方と言われることもあるしコミュニティにたくさん参加している方と言われることもあるし、読書の方と言われることもある)
ただ、コミュニティに入ってから間もない頃から自分のことを見ているおがさわらさんからすると、「なんの人」みたいな感じというよりは、これまでされてきたすべて話をひっくるめて「イノシシの人」くらいのイメージしかないというお話をしてくれました。
なお、強いて言うならブログの人のイメージがおがさわらさん的には印象深いということで、たかたにさんもそれは同じだということでした。
そういった謎の話をしていたところ、普通の姿(??)に戻ったこばせさんが現れ、発表の前に足の毛をそったほうがいいかどうかを議論していたという前代未聞の事態が裏では起きていたんだという話や、中さんがしっかりとした前準備を実はしていたという話を聞きました。
中さんと駅に向かう
成人発達理論の話をますのさんがおがさわらさんにしていたのですが、その流れで中さんが成人発達理論の周辺領域である教育心理学や認知心理学といったところとの関わりや、成人特有の発達理論という価値はありつつも、実際現場で使うときには相手が成人であろうと子供であろうと同じようなやり方を適用できることも多いという話を聞いていきました。
その後は、自分が最悪終電を逃してもらった時の対応策としてウルトラCを教えてもらったのですが、途中の分岐条件からはただの自業自得な話も多数出てきていて、笑いました。
*1:例えば、「やさしさ」には完全無欠性という意味もあるそうですが、そうした意味は自分たちにとって役に立たない