天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

2022年に送っていた生活の前提や勉強時間算出の工夫など

先日、2022年のふりかえりを書いたのですが、どんな生活をしていたのか聞かれることが多くありました。

記事にも書いていますが、身体が弱かったりという事情もあるので睡眠時間を削ったりは基本しておらず、歴史上の偉人の方々と比較するとそこまで突拍子もない生活は送っていないのですが、人がどういう風に勉強時間を捻出したりしているかが気になるのは自分もすごく共感できるので、整理はせずに思いつくは限り書いてみようと想います。

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生活の前提

  • 仕事はそこまで残業しない(1日8時間勤務が標準で、月の残業時間は20時間〜40時間程度)
  • 既婚子供なし
  • 妻が多忙のため、家事は基本自分がすべてやる
  • ご飯は普段塩分制限があるため、食べるものは気にするが、自炊で賄うことには固執しない。時間がないときは外で買って家で食べる。
  • 睡眠時間は7時間以上は一日平均で確保する

おおよその生活リズム

重なり合っている部分もあるので合計すると24時間を超えますが、大体以下のような時間配分で過ごしています。(DailyNoteのログから算出)

平日

8時間〜11時間 : 仕事

5時間〜8時間 : 勉強

2時間 : 家事, ご飯

1時間 : プライベート(家族との時間)

休日

2時間〜16時間 : 勉強

2時間 : 家事, ご飯

1時間〜12時間 : プライベート(家族との時間)

※雑に言うと、今日は勉強する日/今日はプライベートで色々する日、みたいな感じで分けているので、時間に大きな幅があります。

勉強時間を確保するための工夫

自分で考えついたすごい工夫みたいなものはありませんが、以下のようなことは意識しています。

  • ご飯を食べたり家事をしながらでもできる勉強材料を用意しておく。勉強材料にあらかじめざっと目を通しておいて、自身の知っている内容がどれくらいあるかや勉強材料の不確実性をざっくり5点満点でつけておいて、1〜2点のものは家事をしたりご飯を食べたりしながらこなす。
  • 何かしらのテーマを勉強したいとき、1時間×10でやるより10時間×1でやった方が効率がいいので、*1まとまった時間が確保できるようにすることを意識してスケジュールを組む。コミュニティイベントを平日の特定日時に集中させたり、家事のピークを仕事が忙しくなりそうな日に合わせたりしておく
  • 性質が似た勉強はくっつける。例えばある本を読むならその本と近い領域の読書も継続して行うようにする。
  • 妻をはじめとした家族には、何をどうしてやっているかをなるべく丁寧に伝える。(例えば、コミュニティになんで参加しているかや、参加してどんなことを勉強しているのか、仕事とどうつながるか...)いやいややっていたり生活の手段としてやっているというよりも楽しくてやっている話も合わせて伝えると、理解がある家族なので尊重してもらえる。こういったことを伝えるコミュニケーションコストは惜しまない。(一度納得してもらえたように思えても家族が嫌がらなければ自分から何回も説明するし、聞かれれば秘密にしたりせずにすべて答える)
  • 疲れている度合いや使えるまとまった時間がどれくらいあるのかに応じて、勉強する内容の管理方法にグラデーションをかける。疲れていたりまとまった時間があまり取れない場合は、小さく小さくやることを区切って事前に計画(何がどういう状態になったら終わりか?をい定義)を立てておく。逆にあまり疲れていない場合やまとまった時間が取れる場合は、ざっくり勉強したいテーマをぽんと書いて、その場で勉強しながら必要に応じてブレイクダウンしていく
  • Obsidian+Dropboxを活用して、携帯からでもPCからでもすぐに勉強する内容が取ってこれるようにする。(なにか時間が不意にできたときにすぐに勉強に取り書かれるようにする)
  • 毎日+毎週+毎月の頻度でふりかえりして、効率の良い順序や効率の良い勉強方法を模索する

勉強を効率的にやるための工夫

人によっては絶対それは合わない、というのもある気がしますが、自分がやっているものをこちらも箇条書きで書いてみます。

  • 最初にその分野の第一人者に直接話をする機会をもらう。難しいことも多いが、できれば何名かに機会は作ってもらう。そこで、実際にキャッチアップをどのようにやったかや、有用な本, サイトを教えてもらう。(もちろんお金を払うが、OSTでこれができると無料かつ一回の時間で多数の人から教えてもらえるのでめちゃくちゃ便利)
  • いきなり勉強にとりかかることはしない。事前に全体感をできる限り把握できるように努める。上記に書いたように第一人者から話を聞いたり、本を一冊数10分くらいのペースで一通り読み、キーワードベースでマインドマップを作ったりする
  • 無理やり使ってみる。なんでもハンマーで叩いてみるような感覚。
  • テストを作ることをテストする(moriyuyaさんの記事に書いてあるような感じ)
  • 効率よくやろうと考えないで取り組む時間も作る
  • メンターをできる限りつける
  • 一緒に学べる人を探す
  • 何かしら自身の状況がモニタリングできるようなメトリクスを用意しておく。例えば読書なら、巻末のキーワードを見ただけで使用用途が思いつくものはどのくらいあるか?など

*1:もちろんものにもよるが自分の場合は基本的にはまとまってやったほうが大体効率がいい