Claude Code Meetupに参加してきた
こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
会の概要
以下、イベントページから引用です。
Claude Codeが正式リリースされ、一強と言われ始めるなど、注目度が高まっているタイミングで、これを機に使ってみたいと考えている方も多いかと思います。 本イベントでは、AIコーディングエージェントをいち早く活用され、最新情報を発信している皆様と公募LT参加者にご登壇いただき、それぞれのClaude Code活用についてお話しいただきます。 また、懇親会では、登壇者と参加者の皆様が直接お話しできる場をご用意し、AIを活用している方同士でのリアルな悩みや知見を共有しながら交流できるイベントを目指します。
会の様子
Claude Codeを使って不確実と戦う
最初にerukitiさんから話がありました。
Claude Codeというとどうしてもコーディングの話が中心なため、事業開発やプロダクトに対してどうやったら活用できるのか?という話でした。
具体的には、脳内メンタルモデリングをしたうえでそれを吐き出して一般的な解釈としてはこういう風に勘違いされやすいんだという点に気がつけるようにしたり、まずは理想を捉えたうえでその後具体的にどんなところにGapがあるかを見つけ、そこを埋めるためにどのような方法があるのか?というのを聞くようにしているということです。
他にも、いきなり大きな実装をさせると失敗の仕方がわかるという話や、ライブラリの使い方が下手なので実際に動くのか?というのを考えさせているということです。
実務で使っているClaude Codeの活用事例集
続いて鹿野さんから話がありました。以下のようなテクニックを、実際にデモを見せながら説明があったのが非常に良かったです。
- Hooksでタスクが終わったあとには音声を鳴らすようにしている
- 1日に2-3回くらい同じことをするのであれば、あらかじめ登録した処理を実行するスラッシュコマンドを実行している
- figmaと連携したMCPを使うようにしている
- Aqua Voiceを使うことで、「あー」とか「うー」といった言葉を無視して音声入力することができる
- Kiroに対して仕様書をClaude Codeに丸投げする
Claude Code再入門
初めてClaude Codeにイベントをやったというぬこぬこさんから、改めてClaude Codeに入門するというセッションがありました。
Claude Codeは、
を見ておけばまず大丈夫だという話がまずありました。
他にも、30秒で始めるClaude Codeという話やQuickstartの話、コードベース理解などをするために役立つCommon workflowsやClaude Code SDK、Claude Code Hooks、Claude Code GitHub Actions、MCP、Claude Code on Amazon Bedrock, LLM gateway configure, Development Containers、Claude Code Settingsなどの紹介が簡単にありました。
Claude Code SDKの話(LT)
続いてOkunoさんからの話がありました。
Claude CodeはCLIであることが開発フローとの親和性が高いということで、Claude Code SDKの紹介がありました。
TypeScript SDKの実装が簡単に紹介されたあと、応答を出力して対話モードに入らないようにするためのClaude -pオプションの話がありました。
Claude Codeの知らない知識に立ち向かう
最後に戸塚さんから話がありました。
Claude Codeは最新技術に立ち向かうのが悩みだということですが、その際にはシンプルなURL検索に加えて、o3を活用した検索拡張、ドキュメントをローカルに作成、Gemini CLIの実行、といった方法がありますが、ドキュメントをローカルに作成することを実践しているということでした。
変更に追従するために、ライブラリのバージョン変更通知を/docs-createのカスタムコマンドを活用して行っているということです。
会全体を通した感想
Claude Code系のイベントは大分増えているなあという印象だったのですが、実際に利用しているがゆえの知見というのがどんどん溜まっているのは非常に良いなと感じました。
どのセッションも面白かったですが、そういった意味でも鹿野さんの発表は非常に刺さりました。