今日もテストの街葛飾に参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
オープニング
今日はふりかえりカンファレンスのふりかえりの話からスタートしていきました。
自分がしていたLT会のふりかえりや、ふりかえり自体についての話、ふりかえりカンファレンス後の非公式後夜祭(後夜祭は今週末にあります!)...をしていきました。
会で話していたこと
Enablersの会の話
今日は森崎先生が参加されていたこともあり、先日開催されたEnablersの会の話をしていきました。
テスト仕様書の読み方として、多角的に考えて仕様書の足りない点を明らかにするための読み方をするテストエキスパートの方々の話をしていきました。
明らかに足りない仕様書や情報から仕様不良がどこにあるのかを見つけたり、起こり得る不具合から考えていくという読み方は、特に印象的だという話をされていました。
テストエキスパートはブルックスの法則を破っていくという森崎先生の表現が秀逸でした。*1
未然に事故や炎上を防ぐことが良しとされる場
現状は未然防止する人よりもバグを見つける人、炎上させないようにする人よりも炎上を抑える人の方が評価されがちになってしまうという話をしていきました。
人間の限界かもしれないが、未然に防止する仕組みを作って*2、いけると、皆が幸せな世界が作れるかもしれない、といった話題が挙がっていました。
デベロッパーとテストエンジニアの興味の違い
デベロッパーとテストエンジニアが常にXPを実践している会社の事例の話を聴くことができました。
デベロッパーとテストエンジニアは結局同質化するのでは?という話がありましたが、デベロッパーとテストエンジニアは興味が違うので、XPしていても同質化しないらしく、面白かったです。*3
テストの街葛飾の集客の話
オンライン区長がグラレコをするというアイデアや、Discordのみで参加可能とする方針を取ってみる話などをしていきました。
話の流れで、グラレコが最近はすたれ気味であるという話をしていきました。
また、グラレコの話をきっかけに、Ryoさんのメモの書き方や*4、パワフルオブザベーションというテクニックを教えてもらいました。
QAファンネルの活用方法の学び直し
QAファンネルについて、出てきた背景やどのような誤解がありがちなのか、どういう風に活用していくのか...を改めて話していきました。
現在地を理解するために使うという話と、現在地を理解できると嬉しい理由のメタファー(?)として、テスト分析~テスト実装までの流れを教える時に、テスト設計とはXXXと話をしてしまうと混乱してしまうという話があり、大変参考になりました。
QAファンネルをまだちゃんと理解できていかったことに今日の議論で気が付き、話の流れで”The 10 Stages of the Business Lifecycle”の話も聞くことができたので、良かったです。
全体を通した感想
今日は学び成分が多めで、テストに関わらず勉強になる話を色々と聴くことができて楽しかったです。
参加者の皆さんの知識の深さを改めて実感することができた会でした!