天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

大人のソフトウェアテスト雑談会 #208【素直さ】に参加してきた

ost-zatu.connpass.com

今週もテストの街葛飾に行ってきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

品質保証という言葉の違和感

品質保証というと、OKかNGかを判定するような印象がどうしてもあるという話が出ていました。
そのため、QAが品質保証をするというのは何か違和感があるということです。

ロール名

テスターというロール名で呼ばれるのが嫌な人も多いのであまりテスターと言わないようにしているという話がありました。また、同じような話が、プログラマーシステムエンジニアみたいな話はあるよね、という意見も出ていました。

ただ、ロール名が悪いというよりはHRTの原則を守れない人が嫌だという話な気もしていて、テスターという言葉が悪いような気はしないという話も出ていました。

なお、miwaさんは自らのことをテスターと言っているので、おおひらさんはテスターという言葉で自分を名乗ることにおこがましさを感じるそうで、「ただのテスター」と名乗っているということでした。

Dirty Tester

note.com

Dirty Testerという言葉に込めた想いの話から、同じような想いで名乗るときにどう名乗るといいのかという話が出て、Beautiful TesterやClean Tester、シャイニングテスターといったアイデアが出ていました。

なお、シャイニングテスターはハッピーパスしか見えなさそうなのでという理由で却下されていました笑

trunkベース開発

開発者体験の向上にtrunkベース開発が良いのは分かるのだけれど、ビジネス的には良いのだろうか?という話も出ていました。開発者体験がビジネスの話と区別できるというのが良いのではないかという話や、feature Toggleを一緒に使うことができればビジネスサイドが開発者の手を借りずしてリリースするかの判断ができるのがよいのではないか?という話や、CS対応や営業の資料反映とかプロダクトの内部資料の同期とかではないか?という話が出ていました。

また、自動テストを作ってからじゃないとtrunkベース開発ができないというよりは、trunkベース開発をやるから自動テストが必須になるという方が近いのではないかという主張も出ていました。

全体を通した感想

今日は参加者の方が素晴らしいおつまみ?を持ってきてくれたおかげで、自分が記憶している限りテストの話がされている率がもっとも高い会でした。

あと、Dirty Testerはかっこいいなあと思って聞いていました。