天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

オブジェクト指向のこころを読む会 Vol.13に参加してきた

yr-camp.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

タイトルの通りオブジェクト指向のこころを読んでいくのに加えて、エアコンのモデリング品評会を行う会です。

今日はエアコンのモデリング

会の様子

モデリング品評会

引き続きエアコンのモデリングを行っていきました。以下、参加者それぞれのモデルと話したことを貼っていきます。

モデルその1

  • コンテキスト境界を意識して書いてみた
  • Facadeが有効に使えているのかどうかは、XXユニットの詳細次第によりそう
モデルその2

  • AirConditionerFacadeとModeは図では表されていないものの依存関係に
  • 一旦概念モデルから書いた方がいいかもしれない
  • パターンを使おう!から入ってしまったかもしれない。実装から入ってしまうとControllerとかConfigといった手段に依存したモデリングができてしまい、目的が手段に依存してしまう
モデルその3

  • マスタ側のエアコンと部屋のエアコンはリンクしていないので、マスタ側のエアコンがあるのがおかしいかもしれない
  • 室外機とエアコンが切り分けられているのが違和感ある。室内をコンテキスト境界として定義してしまうと室外機がコンテキストの外に出てしまうため、部屋の壁紙も適切なコンテキスト境界としてはいえなさそう
  • 書きながら前提のチェックをして、また書いてその後に前提に戻るというサイクルを繰り返している
モデルその4

  • 実装とモデリングを行き来して作った
  • 名前に関して、HeatよりもHeatCarrierとかの方がよさそう
  • すっきりと整理されているように見える

会全体を通した感想

モデリング感想戦をしていたら2時間弱経過してしまいましたが、前回よりもそれぞれのモデルに対してフィードバックをしたりどういうプロセスで書くといいのか踏み込んで考える時間が長くて、楽しかったです。

ただ、肝心の読書会が全然進まないので、次回以降は隔週でモデリングをしてみようという話になりました笑