天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

【freee x メルペイ】QA Tech Talk 〜リリースを早めるQA〜に参加してきた

mercari.connpass.com

今日はこちらのイベントに参加してきたので、会で印象的だったことと感想を書いていこうと思います。

会の概要

以下、connpassのイベントページから引用です。

FinTech スタートアップ『メルペイ』と、SaaSクラウドサービスを展開する『freee』のコラボイベントです。今回のテーマは、リリースを早めるQAです。

プロダクトをリリースする上でQAが関わるのは、大きく以下3つのフェーズに分かれると考えています。

仕様や要件/要求を決める上流工程で行うもの
開発が終わってからリリースするまでに行うもの
リリース後、次のリリース前に行うもの
それぞれのタイミングで各社は何をやっているのか。パネルディスカッション形式で紐解いていきます。

会で印象的だったこと

上流工程でQAは何をやるのか

メルペイでは、要件定義をしていく段階からQAチームが参加し、バグを見つけるわけではなくてバグを未然に防ぐ取り組みをしているという話や、スプリントプランニングで機能仕様を決める所からQAチームが入り、エンジニアチームがコードを実際に実装する段階からテスト設計を始めているという話がありました。
上流工程からQAチームが入ることで、エンジニアチームがコードを書き終わった時には9割くらい仕事が終わっていて特に大きなバグが出ることもないという話がfreeeの上村さんが話していたのは特に印象的でした。

ドメイン知識が難しいサービスのQAチームをどう育てるか

エンジニアチームにも言えますが、QAチームはシステム全体を俯瞰して考える必要があるため、QAを育成する時の大きな課題としてあるが、どうやって育てているかという話でした。
メンターとの二人三脚で仕事を勧めたり、オンボーディング施策の一貫として上級者が初心者向けにオンボーディング資料を作りながら実際に動かして仕様をキャッチアップしてもらうという話がありました。
自分自身が、ちょうど8月頃から新人の育成をしていくことになるかもしれないので、参考になる話でした。

バグは資産として管理する

勿論バグを出さない前提でプロダクトは作っているものの、バグはどうしても出てしまうが、これを資産として捉え、再発防止の仕組みづくりに役立てているという話がありました。
具体的には、バージョン管理システムでバグが発生する機能の傾向やクラスレベルでどういう部分にバグが出やすいか、それはなんでかを考えて、それらのクラスにリファクタリングをかけたり、テストの配分を考えたりされているということでした。

JSTQBやIVECなどの知識等をQAに生かしているか?

ゆもつよさんがいらしたので、「勿論活かしていますよ!」と満場一致でなるかと思いきや、現場ではそんなに使っていない&プロダクトに対する知識の方がメインになっているという話でした笑
ただ、これはJSTQBなどの知識が身に染みているからで、あまり意識して知識を使おうとしていないからじゃないかという話もありました。

全体を通した感想

とても楽しみにしていたイベントでしたが、期待通り様々な学びがあり、楽しむことができました!
QAの方々が多く参加されていて、質問も具体的な話や踏み込んだものが多かったのが印象的で、その質問に対して真摯にfreeeさんもメルペイさんも取り組まれていて、イベントを盛り上げて下さった参加者の皆さんや登壇者の皆さんに感謝の気持ちで一杯です。

また、ゆもつよさんの進行がめちゃくちゃ安定していた上に、話を引き出したりほっこりとした空気を作るのがめちゃくちゃ上手で、最高でした。

個人的にはメルペイさんの全員品質というコンセプトが凄く好きで、QAチームエンジニアチームというチーム分けはありつつ、どちらのチームしかできない仕事というのは極力なくしているという話が心に刺さりました。
今日の話はブログにも詳しく書いてある内容が多いということだったので、改めてチェックしてみたいと思います!
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