天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

『この一冊で全部わかる ビジネスモデル 基本・成功パターン・作り方が一気に学べる』読書会に参加してきた

yasashii-agile.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

チェックイン

GW一番印象に残っていることと、自己紹介をしていきました。

議論した内容

以下、読書会の中で話した内容を箇条書きかつ常体で記載していきます。

  • OEMは自動車メーカーがよく使っているビジネスモデルなのだが、自動車業界だと違う意味で用いられるので、それが厄介。
  • ボランタリーチェーンは田舎だとよく見られるビジネスモデルだが、都会だと見慣れないかも知れない。都会で身近なところだと、CGCとかはボランタリーチェーンと言っていいのかもしれない。定義自体もあまり明確ではない。
  • PayPalとかはどういうビジネスモデルにあたるのか、本書だと分類がされていない。オペレーションモデルとしてPayPalは例として適切だと思うのだが...
  • データを売るのは幻想だという話を思い出した。
  • データを使ったり分析をしたりすることで儲けることができると思っているのは非常に怪しい。データをこねくり回す必要があるとしたら売上くらい。Consumer marketの情報を活用するというのはB to Bじゃないと難しい印象もある
  • ビジネスモデルってPMFした後にある程度形が見えてくるものなのかな・・?と感じた。勿論、このビジネスモデルはないだろうというあたりはついているものもあるんだろうけれども。大手企業向けのもの、というのを感じた。
  • 3章の戦略モデルと4章のオペレーションモデルの区分けがいまいちしっくりきていない。3章の戦略モデルを実現するという説明になっているが、4章のどれかが紐づくようにはあまり思えない。理屈上はつながっているのだが、実態としては内容的につながっていない。戦略モデルというよりはやることの定義だと理解するとよいかもしれない
  • 顧客ロックインをビジネスモデルとするのは、なんとなくダークなパターンにも思えた。面白いは面白いんだろうけれど。。

全体を通した感想

今日は、実際に使っているビジネスモデルの話をしたり、ethic的な議論を行うことができたりして、面白かったです。

また、参加者の方にデータにまつわるスペシャリストがいらっしゃったこともあり、データ分析に関して突っ込んだ議論ができたのもよかったです。