天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

『この一冊で全部わかる ビジネスモデル 基本・成功パターン・作り方が一気に学べる』読書会に参加してきた

yasashii-agile.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

チェックイン

今回は初参加の方もいらっしゃったこともあり、少し長めにチェックインをしていきました。
簡単な自己紹介をした後、「今年度にやりきったと思ったこと」を話していきました。

話したこと

書籍にある戦略モデルキャンバスのようなものはどれくらいの会社が使っているのだろうか?

スタートアップの方などと接する機会が多い方から、戦略モデルキャンバスのようなものをあまり提示されたことがないということで、実際どのくらいの会社が使っているんだろう?という話をしていきました。

  • 現場ではあんまり見なくて、熱量多めの提案資料とかの方が多い
  • 本の内容は現場感が薄いので、使いにくいのでは?(本に書いてある内容はビジネスが収益を生み出してスケールしているフェーズの状態で書いている上に、学者の方が入念な分析のもとに作っているものなので使うには重い)
  • 2日に一回は更新している
  • 初期段階で何かしらアイデアを出すときは、1日に3枚とか書いてアイデアをひたすら検証している
  • 資金調達する際には提案書のようなものが必要になってくるので、表に出てくるときは見えないのでは?

深化と探索は大企業前提?

今回は両利きの経営の深化と探索の話が出ていましたが、深化をしていくのは大企業(すでに安定した収益が生み出されているビジネスを有している企業)でないと難しいのでは?という話がありました。

両利きの経営で出ている事例にはスタートアップのような事例は出ていなかったので、そのとおりじゃないかという意見が出ていた一方で、日々ソフトウェア開発をしていく中でも深化と探索をしていると捉えることもできるのでは?(機能を作るのが深化でスパイクするのが探索...)といった話も出ていました。

また、逆に安定した収益が生み出されているビジネスを有している企業になってくると深化に走りがちになってしまうよね、という話も出ていました。

新規事業開発をしていると起こるあるある

新規事業開発をしたり支援したりするとよく起きることについて話をしていきました。

1年くらいやっていると、探索したいという部分から逃げたくなってしまう時期が訪れたりもするよね、という話や、最初に作ったプロダクトよりも2番目に作ったプロダクトがグロースすると、最初のプロダクトに関わっていた人がだんだん合わなくなってきてしまうみたいな局面をちょいちょい見るという話をしていきました。

ふりかえり

最後に簡単なふりかえりをしていきました。以下のような内容が出ていました。

  • 結局、楽しかったのでオーライ!
  • 本の中身よりも、話の方が断然面白い
  • 楽しかったよ!ほんの解釈情報交換できるのもたのしい
  • 自分の規模にも落とし込んで理解できた!
  • 自分で戦略モデルキャンバス書いてみるかな。。。
  • メンバーが良い!!w

全体を通した感想

色々議論した結果、半分くらいしか会の参加者の感想に触れられない事態が発生しました笑

時間がもっとあるといいなと思いつつ、この時間だからこそ継続できるみたいなものもあるので、難しいなあと感じました。