天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

スクフェス札幌にプロポーザルを出した

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スクフェス札幌にプロポーザルを出しました!

プロポーザルの概要

自分は、2020/11/1〜2022/9/22の間で、1,019回のカンファレンスやイベント(勉強会)に参加してきました。(2020年 : 55回 / 2021年 : 439回 / 2022年 : 525回)

どのカンファレンスやイベントも学びや刺激に溢れる素晴らしいものではありましたが、参加し始めたての頃は、自身や自身の周りに大きな変化が起きるわけでもなく、正直参加するメリットをあまり感じにくい状態でした。

しかし、カンファレンスやイベントに参加している人を観察したり、イベント参加を太い経験にするための工夫を自身で考えて試行錯誤していくうちに、徐々にカンファレンスやイベントの経験が行動変容に繋がるようになり、次第にカンファレンスやイベントに参加する意義を大きく感じられるようになっていきました。(イベントに参加する意義を感じられると共に、イベントに参加する頻度も増えていきました)

本セッションでは、イベント参加を太い経験にするために自身が行ってきた試行錯誤や、カンファレンスやイベントの種別ごとにどのように工夫するポイントを変えているか紹介することで、皆さんがカンファレンスやイベントで得られる経験をより太くし、参加者がカンファレンスやイベントをこれまで以上に楽しめるような話をしていきたいと思います。

また、カンファレンスやイベントに参加する前段階の話として、どのようなカンファレンスやイベントに参加すると良いのか?についても話をしてみようと思います。

このテーマでプロポーザルを出した理由

100%個人の主観ではありますが、スクフェス札幌は参加者の「行動変容」を重視しているフェスだと感じています。(今回は、keynoteに植松さんがいらっしゃることもあり、その傾向はより強まるのではないか?と感じました)
そのため、セッションを聞いた皆さんが何かしら行動変容を起こせるセッションを作れないかというのを、当初は考えていました。

しかし、自分の中で納得できるようなテーマがなかなか思い浮かばなかったため、「他のセッションのサポートをできるようなセッションが作れないか?」という想いでプロポーザルを考えてみることにしました。

その結果、カンファレンスやイベントの過ごし方を参加者自身が変えるようなセッションとして、本セッションが思いつき、プロポーザルを出すに至りました。

プロポーザルを書いている中で生じたちょっとした迷い

プロポーザルを書いていて、自分が書くこういった系統のプロポーザルには飽きが出ていないかな?というのは正直感じました。
イベントに継続的に参加しているからこそ得られている学びというものは確実にあるため、自分だからこそ話せるようなテーマなのかもしれないとは思いつつ、今まで誰にも話していない内容ではないので、「あーまたこの話ね」と感じる人もいるのかなあと思ったのです。

また、イベント参加数も数字的な意味でインパクトを出すことができてはいますが、この参加数が何を生み出しているか(どんな発明に結びついているか)と言われると、ここ最近は特に答えが難しい点も悩ましいなあと思っていました。

ただ、個人的には何かしらすごいことを遂げました!という話よりも、何かしらの想いに向かってこういう試行錯誤をしているんだよ!という話の方が好きですし*1、面白いかどうかは参加者の方や運営の方々が最終的には決めることだと思うので、プロポーザルを取り下げようという行動までには至りませんでした。

今後出すプロポーザルは少し系統を変えたりして、自分の中でも100%面白いし参加者のアウトカムにつながるだろう!と自信が湧くようなコンテンツにしたいなーと思っていますが、今のところはそんなプロポーザルは湧いてこないというのが正直なところです。

おわりに

スクフェス札幌は相当な激戦で、これまでのフェス以上に選ばれるのかが怪しいところなのですが、思い入れが強いフェスなだけに、登壇できたら嬉しいなあと思っています。

もし採択されれば、セッションを聞いた人がスクフェス札幌でより良い経験を過ごせるようなセッションを目指して、全力で準備をしていきます!

*1:もちろん、試行錯誤をした結果こうしたすごいことが起きたんだよ!がベストなのは間違いないです