天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

スクフェス福岡2024で登壇できることになりました

表題の通り、スクフェス福岡2024で登壇できることになりました!

話す予定のセッション

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「今日はほんとうにいい話を聞けたなあ.........で、どんな話聞いたんだっけ...?」 自分が勉強会やカンファレンスに参加をし始めたとき、毎回困っていたのが、たくさんの学びを得た気がするはずなのに少し時間が経つとほとんどすべてのことを忘れてしまっており、残っているのは自信がないぼんやりとした記憶だけになっていることでした。

学んだことを活かそうにも、具体的な話が覚えられていないので、勉強会やカンファレンスに参加したことで新たに解決できるようになっている問題は少ないままで、勉強会やカンファレンスに参加できたことに後悔はないものの、何かしらのもどかしさを感じている状態でした。

そんな状態を打破すべく、勉強会やカンファレンスへの参加を重ねながら試行錯誤を繰り返し始めました。色々な試行錯誤を繰り返していったのですが、試行錯誤の中で自分が特に着目し始めたのは「推し活」でした。

自分自身、それまで誰かを推したりした経験はなかったのですが、「推し活」をしている友人が「推し」の発言やライブで起きたことに対して驚異的な記憶力を発揮していることに気が付き、「推し活」している状態を再現して勉強会やカンファレンスに取り入れることができれば、得た内容の多くを記憶に保持しておけるのではないか?と思い至ったのです。

そう考えた自分は、「推し活」をしている友人に話を聞きながら、「推し活」をしているときに起きていることを見つけ、勉強会やカンファレンスで再現できるようにトレーニングを繰り返しました。

レーニングには1年以上の月日がかかってしまいましたが、結果的に自分でも驚くほど人の話や起きた出来事が覚えられるようになり、今では1日参加したカンファレンスで2000文字分書き起こせればよかった記憶が、30000字以上書き起こせるようになりました。 本セッションでは、自分がしてきたトレーニングの内容や「推し活」をヒントにした人の話を聞く技術をお伝えすることで、みなさんがカンファレンスや勉強会で得られた学びを保持し続けるようになることを目指します。

なぜ福岡で話そうと思ったのか

1つ目の理由は、カテゴリとしてOtherがあるカンファレンスは意外と少ないので、そこを狙ったというのがあります。ちょっと他のスクフェスとは違った話ができて差別化?にもなるのかなというのと、プロポーザルのAccept確率が上がる可能性があるということが頭にありました。
2つ目の理由としては、RSGTで色々な人になんで人の話をそれだけ覚えていられるのか?と聞かれたことで、一定興味を持ってくれる方が増えてきたのかな?と感じだしたことが挙げられます。飲み会でも4回ほど今回のプロポーザルにかするような話をして、そこで皆さんそこそこ面白がってくれたかな?と感じたので、今回のタイミングでプロポーザルとして出してみようと思いました。
最後の理由としては、ようやく話しても説得力があるくらいのスキルを手に入れられたと自分自身が思えるようになったことが挙げられます。

Accept通知を受けたときの心境

3つのプロポーザルを出していたのですが、自分が想定していた以上にlikeの差がついていたので、Acceptされるとしたら昨年と同じまさかAcceptされるわけないと思っていた福岡シリーズではなくこのプロポーザルかなあと考えていたので、昨年に比べると驚きはなかったです。

また、Acceptいただけたこと自体がものすごく嬉しかったのですが、現地でぜひ登壇してほしいと言っていただけたことは更に嬉しさが増す要因でした。
プロポーザルの内容的にも、現地を盛り上げることができると思っているので、聞いていて学びがあることはもちろん、場が盛り上がるような発表にもできたらいいなと思っています。

今回チャレンジしたいこと

上に書いたこととも近いのですが、今回は現地に呼んでいただけたということもありので、エンターテインメントとしても楽しめて、現地が盛り上がるような発表をしたいと思っています。
その上で、聞いた人が自分と同じ期間(一年)トレーニングを積めばスキルの再現ができるような発表を目指します。

おわりに

昨年に引き続き、福岡では普段スクフェスで話すような内容とは違うテーマでお話することができて、とても楽しみです。

なお、どこかしらでは話そうと思っていたこともあり既に発表準備はスタートしているのですが、内容がぜんぜん20分で収まらず、最初のピンチを迎えています笑