天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

スクラムフェス大阪(2日目)で話してきた

スクラムフェス大阪の2022の2日目に参加して、札幌トラックで話をしてきたので、その感想(ふりかえり)を書いていこうと思います。

confengine.com

スライド公開は、少々お待ちください。

発表することになるまで

プロポーザルを出して、どこかに選ばれると良いなあとドキドキワクワクしていたのですが、なんと!札幌トラックにドラフト一位で指名をしてもらうことができました。

アジャイル札幌のコミュニティの皆さんには本当にお世話になっているので、すごく嬉しくて、過去で一番発表準備に対するモチベーションが湧きました。

詳しくはこちらに書きました。

aki-m.hatenadiary.com

準備

意気揚々と発表の準備を始める〜発表3週間前〜

Acceptされてからすぐに準備を初めました。
スクフェス新潟があったり、他のフェスのプロポーザル提出期限が被ったり、普通に仕事の勉強があったりする中での準備でしたが、前述したように話せることがとっても幸せだったので、心理的負担はそこまでなく、準備を進めることができました。

とりあえず、まずは自分が書いていた読書ノートの、「どのようにその本を読んだか」の部分から、本の読み方に関しての記述をスライドにペタペタと貼り付けしていきました。
90分のセッションということもあり、まあ何枚作っても多すぎる分に困ることはないから大丈夫だろうとこの時は思っていました。

スライド爆発〜発表2週間前〜

元々考えていた構成に合わせて、読書について自身が試した順にコピペをしていったところ、異変に気がつき出しました。
スライドの枚数がどうもおかしいのです。。

元々考えていた構成ではどうにもできなさそうだということに気がつき、コンテンツの内容はなるべく落とさずになんとか90分セッション内に収めようという大規模リファクタリングが始まりました。(話しきれない前提にして、参加者が聞きたいと思った部分だけを紹介するというスタイルでも全然いいのかなーとも考えていたのですが、駆け足で発表するようなセッションを楽しみにされている方も一定数はいらっしゃりそうだなあという推測があったので、万が一そうなった場合に耐えうるコンテンツにしないといけないな、という気持ちがありました)

ひたすらスライドと格闘する日々〜発表1週間前〜

構成を大きく変えてまとめ直したのですが、それでも削れたのは380枚ほどで、600ページ強の資料になってしまいました。。

土曜日にリハーサルをしたのですが、260分かかる事態になり、いよいよ途方に暮れることになります。

コンテンツを何かしら削らないといけないので、まずはカタログの内容以外の部分を極力カットするようにしました。*1
その上で、資料をめくる部分のロスを減らすためにページ数の圧縮を試みることにしました。
プレゼンのセオリーである1ページ1メッセージなどを全て無視して、できる限りまとめることを試みました。

ついにスライド完成〜発表当日〜

発表当日まで、上記の取り組みをし続けました。

スライドの構成や記載内容について統一感が薄れたりといった気になる部分は多々あったものの、発表前日になんとか完成しました。

ただ、普段は一週間前というと、台詞の暗記だったり、想定問答集に対する回答の精査だったりをしてい流ので、今回はひたすらスライドと格闘していたことに対する焦りはだいぶありました。

最終調整で、スクフェス大阪のKeynote要素を取り入れるなどは前日にやっていましたが、なんとか発表できそうな形にはなりました。

発表

一人で駆け抜けることを頭の片隅で予想してはいましたが笑、90分セッションであることや、スクフェス大阪の雰囲気に乗ることを考えると、インタラクティブ制を大切にしたいなあという思いがすごく強かったので、皆さんからたくさんコメントをいただけて、本当に助かりました。

トラックが並行していること&裏セッションが超強力なこと&90分セッションということで拘束時間が長くなってしまうことの3点から、参加者数が少なくなり、コメントが過疎化するような事態が一番避けたかったのですが、参加者の皆さんが活発にコメントを書いてくれたおかげで、皆さんと会話しながら、皆さんと一緒にプレゼンをすることができたと思います。
参加者の皆さんには本当に感謝の想いでいっぱいです。

今回はスクリプトを全て作り込むことができなかったため、普段に比べると言葉がスムーズに出てこなかったり、話しながらこのあたりの説明は雑だなあと思ったり、予想があまりできていなかったり...反省も色々あるのですが、本当に楽しかったですし、90分枠で話せる機会をいただけたのは本当に貴重で、太い経験ができたと思います。どうもありがとうございました!

*1:そのため、自分自身が読書をする理由の部分をはじめ、プロポーザルに元々書いていたOutlineが削れてしまいました。ここを期待している方がいらっしゃったら、本当に申し訳なく感じています