天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

「心理学の学術書・専門書 相互紹介イベント(ビブリオバトル) 2022年1月」に参加してきた

educational-psychology.connpass.com

他のイベントが被っていて会に申し込めていなかったのですが、こちらに飛び込みで参加したので(更に勝手に本を紹介してきたのでw)紹介されていた本をまとめていこうと思います。

紹介されていた本

最近学習科学の勉強をしているということもあって、学習科学の本を読みたく紹介させてもらいました。(教育心理学概論→学習科学ハンドブックの流れで今の所来ています)
3部構成になっているのですが、1部は教師のコンテキストから教えることについて、2部は学びの構造について、3部は自分自身について...という流れで構成されているため、教師ではない人は2部から読んでみてもいいかもしれないです。

こちらも自分から、自己調整学習に興味を持っているということで挙げさせてもらいました。
目標に向かって努力をするために行うダイナミックなプロセスとされている自己調整学習で日々のチームビルディングやソフトウェア開発にも応用できると思っているのですが、人に対して教える役割(教師...)のコンテキストで書かれていることが多いので、ソフトウェア開発の現場とのコンテキストの溝を読書会で埋めたいと思い、選びました。

白い森さんがおすすめしていたが絶版だったという本が最近復活したようです。
文化人類学の文脈では必読書とされているような本らしく、人間の認識についての概念を整理できる本だということです。
中々大変な本ということで、読書会向きの本だなあという印象がありました。

子育てをする中でおすすめされた本ということです。
非認知って何?結局非認知って認知じゃないんだろうか?と、紹介された小笠原さんは疑問があるようなのですが、読んだうえでこの疑問を晴らしたい*1そうで、紹介がなされていました。

学生の参加者から、「就活でバーンアウトする人たちが多いと聞いて読んでみたくなった(バーンアウトになった人達の支援をしたいと思った)」という話があり、紹介されていました。
燃えつきについて真剣に考えたことがなかったので、是非読んでみたいと思いました。

言語の持つ力を実感しつつあったさていさんが、言語心理学に入門してみたいという想いから挙げられていた本です。
Amazonレビュー等書籍のレビュー情報もないようで、読んで是非レビューを皆でしよう!と盛り上がっていました。

まさに「教科書」と呼べるような、1ページあたりの文字数がめちゃくちゃ多い専門書に近い本だそうです。
名前は聴いたことがあるような心理学関連の事象について、その事象の原点を知れるような本だということで、心理学の土台を固めるのにうってつけということです。

めちゃくちゃ自分好みな本の予感がしたので、1秒でぽちりました。

最後にのりっくさんから昨年読んだ中でベスト3に入るという本を紹介いただきました。
読むと、自分が人と違うんじゃないか?うつ病なんじゃないか?と思っている人の心が凄く楽になる本だそうで、のりっくさん劇推しだそうです。

結果

精神と自然を読むことになりました!

educational-psychology.connpass.com

会の感想

申し込みせずに乱入しましたが、ビブリオバトルで皆さんのプレゼンを聴けて、とても楽しかったです!

そして大分読み応えがありそうな本なので、今から読書会が楽しみです!

*1:強く反対できるようになりたいらしいです笑