天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

Deep Dive Expertsに参加してきた

distributed-agile-team.connpass.com

今日はこちらに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

達人たちが見ている世界を覗いてみませんか
「あの人はこの問題に対してなんて答えるんだろう?」 「あの人はこの答えに辿り着くまでにどういう思考プロセスを経たのだろう?」 「あの人の頭の中身が見てみたい!!」 と思ったことはありませんか?

同じようなプラクティスや手法を用いていても、人/チームによってまったく違う結果になります。 つまり現場での成功には、形式的な方法だけでなく、それを扱う人の呼吸、思考、メンタルモデルが大きく影響しているということに他なりません。

このセッションでは達人たちが見ている世界を覗いてみる実験をします。 ある分野で研鑽を重ねる達人同士が、お互いにインタビューをすることでお互いの思考を探ります。 ただのインタビューでは見ることができないDeepな世界にDiveしてみましょう。

会で話されていたこと

皆さん様々な発明やアイデア出しをされ、同時に様々な勉強を日々されていると思いますが、日々の勉強をアイデアに繋げるまでの過程を知りたいです

Akiさんは皆さんからとの対話やコミュニティの対話を通してインスピレーションが浮かんでくるんだというお話をしてくれていました。この様子を汽水域というメタファーで表してくれたのですが、Akiさんらしい素敵なメタファーで、感動しました。
Akiさんはイメージ先行ということで、質感だったり温度感だったり色や匂いが頭の中でイメージとして先に出てきて、そのイメージが日々のふとした活動に結び付くという話でした。
森さんは、原因と結果のメカニズムを日々の生活で常に考えるようにしていて、それを日々繰り返していく過程で、全然違う分野がこっちの分野にも使えるんじゃないか、という風にアイデアが生まれてくるという話がありました。
例えば、冴えない水族館が近くの漁師が捨てていた魚を展示して反映させることになった話が、これまで捨てていたキャベツをウニに渡したらおいしくなった話が繋がったりして、このような話から「リソースの有効活用」という発想が生み出されて、捨てられているものに目がいくようになり、新しいアイデアが生まれるという話でした。
また、普段意識して考えることのない問い(例えば「価格」がリソースを有効活用していることに着目してみる)や、普通の解釈とは違う問いかけを投げてみたり普段はしないような解釈をしてみることで、物事の基本的なメカニズムが分かってくるという話も出ていました。
及部さんは一層変わった発言をしていて、勉強とかが全然好きじゃないので、なんでも無理やり自分が知っていることに落とし込んで、自分が知っていることに当てはめて物事を考えるという話がありました。*1
また、あまり勉強とかをしてこなかったからこそ、「わからない」ことが普通だと思うし、「わからない」ことに共感することができるという話をしていて、これが親しみやすさにもつながっていると話していて、画面の前ですごい頷いてしまいました。
きょんさんはきょんさんらしさもありながら、良い意味で期待を裏切らない話をしていて笑、カンファレンスとかで何かちょっと勘違いしている人がいるのを見ると、自戒が捗り出し、普段は自分の中で出てこないコンテキストで考え直すきっかけになって学びが深まるという話をされていました。
また、小4位で、周りがルーチンワークをしているように見え出して、世界がこんなにつまらないことはないだろうと思うようになり、次第に積極的に誤解をし出したということで、誤解してコンテキストを無理に拡張することを自然としていたという話をしてくれました。
インターネットに触れて、触れられる情報が爆発的に増えたこともきょんさんには大きな転機だったようで、誰かが書いた生の情報により、さらに考えが深まって、今のきょんさんの礎を少しずつ築いていったようです。

全体を通した感想

後半だけしか参加できませんでしたが、肝心の(?)Deep Diveが何とか見れたので、良かったです。
聴いた話を整理していて気が付いたのですが、一つのトピックが高密度で話されていて、22時から始まっていたはずなのに、予定していた23時までには1つしかテーマが消化されておらず、正真正銘のDeep Diveをしていました。
自分から見ると皆さんが天才に思えたのですが、「天才なんていなくて、皆が4人それぞれにとって普通なことをしている」という話を聴いて、天才だと思うことで自分自身ができない言い訳を探して楽になっているんじゃないか、という認知ができたのも良かったです。

*1:たしか銀の弾丸ラジオで及部さんが、ハンマーしかなかったら全部くぎに見えるかもだけど、なんでもぶち壊せるハンマーがあればそれもいいんじゃない??みたいな話を聴いて、及部さんの学ぶ過程(もしかしてハンマーを作ることを意識している?)が気になって自分がこの質問をしたので、今回のタイミングで自分が聞きたかった話にマッチする内容が聞けて最高でした