天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

スクフェス三河2023で登壇してきた

スクフェス三河で登壇してきたので、そのふりかえりとスライドURLの展開をしていきたいと思います。

confengine

confengine.com

スライド

speakerdeck.com

スライド作成着手後〜スライド完成まで

うまくいった部分

今回は育休中の発表になることがわかっていたので、Acceptされる前からスライド作成(発表準備)に取り掛かっていました。

全体をラフに作り、そこに少しずつ付け足していく方式で、育児の空いた時間にちょこちょことスライドやスクリプトを作っていったおかげで、普段に比べるとだいぶ余裕を持ったスケジュールでスライドが完成したのはよかったと思います。

スクリプトとスライドが完成した後は、想定質問集を作りながら、自分がスクリプトを読んでより深く知りたくなった部分を色々と調べていました。
結果的に、過去の本には書いてあるけれど最新の研究では否定されていたような話が入っていたことに気がついたりしたので、これもよかったと思います。

苦労した部分

今回のテーマは、かなりふわふわとした話(根拠がよくわからない話)になりがちで、サボタージュのメイン参照先となるPositive Intelligenceで出ている話もどういうSurveyをもとにしているのかわからない部分もあったので、どういうメカニズムでその話が成立しているのかを調べるのが大変でした。Positive Intelligenceの提唱者は実験を実際に重ねている研究者なのでSurvey自体はあったのですが、話を単純にしすぎているように感じる部分などは、自分が自信をもって話せないので全部カットしました。

また、神経科学の話や脳科学の話をどこまで発表に入れるのかも苦労しました。
かなり専門的で複雑な内容が多かったので、独学でこの領域を学んだ自分の理解がこれでいいのか若干不安だったのと、聴講者がついてこれないような話になってしまわないか?(あるいはついてきてもらうためには大量の知識を発表の中で積み重ねないといけないのではないか?)という懸念があり、良い塩梅で専門知識を入れるのに苦労しました。

発表中

今回はそんなにアクシデントもなく、練習通りに落ち着いて発表できました。自分自身が久しぶりのスクフェスということもあって、久しぶりにお目にかかる方がたくさんコメントしてくれたのは嬉しかったです。

コメント自体は発表中にも見れていたのですが、後半はもう少しDiscordのコメントを拾えたらよかったかなあとは思います。

発表後

質問に対して答える時間をどこまで取って良いのかは勝手に心配になっていました。
後ろのタイムスケジュール的にまだ答えることができた(or もっと丁寧に答えることができた)のですが、タイムスケジュールを確認しておらず、そろそろ時間かな?と雑な回答になってしまった部分は反省点です。