天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

スクフェス札幌~Day2~に参加してきた

www.scrumfestsapporo.org

スクフェス札幌のDay2に参加してきたので、内容と感想を書いていこうと思います。

DDD is Dead, God is in Twitter

きょんさんのプレゼンからスクフェス札幌のDay2からスタートしました。
DDDは、モデリングの考え方を少し取り入れているもののあまり現場では実践できていない部分なので、きょんさんがDDDをどのように考えてどのように現場で活かしているのか、という話を聴けて参考になりました。(ひたすらDDDの悪口を言い続けて終わるかもと少し思っていましたがそんなことはないセッションでしたw)

特に、コンセプトを一つのパタンとしてみるのは面白くて、USMのユーザーストーリーから受け入れ条件、境界づけられたコンテキスト、ユビキタス言語へと歩んでいくという話は学びがありました。
参考情報として自分が知らなかった本も紹介されていて、DDD Distilledからまずは読んでみようと思いました。

Scaling Up Excellence : よい組織文化をスケールさせるには

続いて川口さんの話を聴いていきました。
いつも通り(おそらく)アドリブもたっぷりで途中途中で会話を挟みながら、心地よいテンポで話を聴くことができて楽しかったです。

色々な原則や前提知識を紹介しつつ、7つの原則+1つの罠を紹介して、最後はスクフェスがまさに良い組織文化をスケールさせているのでは?というお話で最後は終わり、勉強になりつつも、スクラム系のカンファレンスの素晴らしさを実感しました。

原則の話で言うと、「マインドセットは操舵輪でインセンティブはジュース」というのは自分の感覚がすっきりするメタファーだなあと思っていて、チームやプロダクトを作り上げていくときに意識しておきたい言葉だなあと思いました。

「学びのススメ」

続いて、岩切さんのセッションを聴いていきました。

読書を中心に、学びがなぜ必要で学ぶためにはどのような具体的なトレーニングをするのか、というお話を聴くことができたのですが、セッションはもちろん読書家である参加者の方々からのコメントも興味深いものが多くて、読書に対する姿勢や本の読み方を改めて見直すセッションになりました。

違和感を感じながら読む、ということを強く意識すると、本をすらすらと心地よく読めなくなるので、ついつい素直に文章をすっと受け入れる方向に進みがち(特に筆者が自分が好きな人だとなおさら)なのですが、今回のワークショップで練習したり発表でポイントとして教えてもらったことを意識して、意識的に違和感を持ちながら読んでいけるようにしたいと思いました。

読書を普段する自分にとっては、特に学びが深いセッションでした!

OSTその1~チームの自慢話~

チームの問題点を聴く機会が個人的には多い&自分自身もチームがよかったことよりもチームの課題を考えることが多いので、チームの自慢話を聴いていきました。

おおひらさんの場の回し方が上手だったということもありますが、ポジティブな話が沢山きけて、元気が出る20分でした!
Tommyさんの支援先チームの自慢話が凄かった*1のと、ふりかえり関連の話題が多かったのが印象的でした。

OSTその2~さいきょうのスクラムチーム評価を考える~

前半は、森さんから今の評価に至るまでの変遷(完全に年功序列な評価と職務評価から今主流となっている職務評価にどのように変遷していったのか)だったり、評価のバグ(評価する人は普段一緒に働いていない、自己評価は大半の人が高い)といった評価にまつわる幾つかのポイントを聴いていきました。

後半は、きょんさんから、実際にきょんさんの会社ではどのような評価がされているのかといった話や、テーマを出したJKさんから、クリエーションラインが評価で直面している悩みを聞いて、当初予定されていたOSTの20分枠を超えて沢山の話を聴くことができました。

Close Session~田名辺さん~

前半の農業トークや北海道ツアーに始まり、Closeにふさわしいエモさたっぷりのセッションで、素晴らしいClose Sessionでした。

川口さんのセッションだったり龍崎さんのセッション、岩切さんのセッションといった、今回のセッション内容が想起される話も多くて、学びが繋がっていく感じがよかったです。
田名辺さんが自身の経験から、一つ一つの短いメッセージを言葉を紡いでいる様子が伺えて、一言一言がずしんとのしかかってくる感覚がありました。

もちろんセッション自体からの学びもたくさんあったのですが、個人的には農業業界の厳しさと厳しい環境でも前向きに楽しみながら行動をしていく田名辺さんのパッションに感動しました!

クロージング

動画で3日間をふりかえり、スタッフの皆さんからの挨拶や想いを聴くことができました。
あっという間の3日間でしたが、夜のOSTも含め、本当に濃密な時間を過ごすことができましたし、スタッフの皆さんを中心とした札幌の方々の熱い想いを本当に随所で感じられて、改めて最高のカンファレンスでした!

昨年参加して大きく行動が変わるきっかけになったスクフェス札幌なので、今年も行動を変えて、来年また皆さんと会った時にはスクフェス札幌2021のおかげでこんなことがありました!と言えるように明日から過ごしていきたいです。
3日間どうもありがとうございました!

*1:引継ぎがいらなかった、タイムボックスを守る、議論が超建設的...