今日から8月に入ったので、2021年7月のふりかえりをしていこうと思います。
ふりかえりの手法はStarFishを使ってやっていこうと思います。
Keep
学んだ感想を外に発信すること
7月は*1大体の時間をスクフェス大阪の動画を見ることに費やしていました。セッションを見るだけでも良かったのですが、どのセッションも発表者の皆さんがこれまでに積み重ねてきた努力を感じて感動するものばかりだったので、感想を書いてアウトプットしてみました。
この結果、想像以上に多くの反響があり、発表者の皆さんの何人かからも嬉しい反応をいただけて、自分自身としてもとても嬉しかったです。
今後も、人からエネルギー(動画やイベント, Podcastなど)を直接受けたものを自分に還元して、還元したものを外の人にお返しするということを積極的にしていきたいなあと思います。
More of
社外コミュニティのイベントに参加する
上半期のふりかえりをした時に、keepに入れていたのですが、7月をふりかえるとMore ofにしてもいいかな、と思ったのでMore ofに入れました。
この半年は1日あたり1回を超えるペースで社外コミュニティのイベントに参加してきたのですが、7月は4連休があったにもかかわらず*2過去最多を更新する39回のイベントに参加していました。
そこで、改めて考えてみると、以下のことからイベントに参加する回数はもっと増やして良いのではないかと思うようになりました。
- 楽しめていればイベントに参加する回数を増やすことは何の苦痛でもない
- 自分の場合は、一人で何か学ぶよりも学習効果が高い(継続しやすい、悩んでいることや分からないことを聞くことで、回り道せずに解決できる)
- イベントに参加して元気をもらうことで、仕事で高いエネルギーをもらって仕事に臨むことができる
原因・結果・原因が結果を引き起こすメカニズムを意識して技術の勉強を進める
以前の記事で書いたように、YOWを意識してふりかえることで、気軽に仮説検証の力を鍛える方法を森さんに教えてもらいました。
これを仕事で適用していった結果、確かに物事を捉えるための解像度が上がって、今まで表面上の問題と戦っていたことに気が付く場面が少しずつ増えてきました。
同時に、自分が躓いていた技術系の勉強で、原因と結果しか分かっていない状態が多かったことに気が付きました。(Aという行為をした時にBが起きるというのは分かっていても、なぜBが起きるかは分かっていないというのがあまりにも多い)
そのため、技術の勉強でも原因・結果・原因が結果を引き起こすメカニズムを意識して知識のキャッチアップに努めていこうと思います。
Less of
Slackの時間
完全に仕事の話ですが、日々のふりかえりをしていく中で、Slackでやり取りする時間が長すぎることに気が付きました。
ちょっと口頭で会話すれば終わる話が、文章だと無駄に長い時間行われることが意外と良く起きているので、口頭で話す時間をもっと増やし、無駄を省こうと思いました。
Stop
言語化できるまで話さない
これまで、言語化できるまで話さない・考え抜いたものでないと話さない、というパターンが多かったのですが、何かもやもやしていて良く分からない、位の状態でも話してみていいかもしれないとオンラインアジャイル居酒屋のイベントに参加して感じました。
整理や言語化できていない状態で話しても、自分一人では気が付くのに時間がかかりそうな課題に気が付けたり、自分の中でもやもやしているものの放置していた問題を前に進めるきっかけになったので、今後も社内外問わず、もやもやした状態で外に出すというのをやってみようと思います。
Start
英語の勉強をする(特にReading, Listening)
偶然の要素も強いと思いますが、7月は随所で英語を勉強したいと思う場面が訪れました。具体的には、
- 読みたい英語の本が物理本しかなかった(機械翻訳が使いにくい)
- 気になる動画が英語で日本語字幕がなかった
- 参加したい海外カンファレンスがあるが、日本語通訳がない
- 英語しか話せないメンバーがチームに入ってくるかもしれない
- OSS活動をしていこうと思うと、基本全て英語なのでREADMEやドキュメント群を読むのに時間がかかる&心理的ハードルが高い
などです。Readingに関しては、機械翻訳(DeepL)で何とかなる部分もあるのですが、リスニングに関してはどうにも壁が高いので、少しずつ英語の勉強を始めてみて、あまりにも投資対効果が悪いようなら諦めようと思います。
達人プログラマーを読み、書いてあることを少しずつやってみる
この1年は、これまでのキャリアであまり軸足を置いていなかった(というか苦手意識が強くて逃げていた)エンジニアとしての仕事でできることを増やそうと考えていました。
そのために、技術書をひたすら読んだり、Write Code Every Dayに取り組んだり、技術系のイベントに参加したりしてきました。
できることも多くなっているのですが、どうしても途方のない道のりな気がしてしまいます。また、エンジニアとしての仕事をしたり勉強をしている時は、「あれもできないと」「これもできないと」となって、他の勉強をしている時よりも楽しめていない気が漠然としてしまいます。
そんな中、スクフェス大阪2021の札幌トラックで聴いた、satoryuさんのLTで心を動かされ*3、LTであった「達人プログラマーに書いてあることを少しずつやってみる」ということにチャレンジしてみようと思いました。