今週もテストの街葛飾に行ってきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
4 keys
4 keysの指標は開発生産性を測るものではなく、あくまでもDevOpsの指標の一つでしかないと思うという話が出ていました。
4 keysには行き詰まりが感じられつつありますが、Googleが採用しているからという権威性を持てたり、経営陣に対してウケがいいので説明がしやすいという話もありました。
メイヴン型コンサルティング
ティッピング・ポイントの考え方を基にすると、コンサルタントには複数の種類がいると考えられて、巷では知られていないような情報をオフレコで教えてくれるメイヴン型コンサルタントはその種類の一つだという話が出ていました。
他にも、難しい情報を簡単な言葉や簡単な概念で説明するセールスマン型コンサルタントなどもいるということです。
スタートアップはAzure
スタートアップがAWSを使うと、IAMに苦しめられたり、尖った機能により運用コストが高くなったりしてしまう点がデメリットになりがちだという話が出ていました。
AzureであればBlue/Greenデプロイが標準搭載されていますし、AWSで使いたい機能は大体が代用できるので、Azureを使うのがおすすめだということです。
会社員(サラリーマン)とフリーランス
会社員だと、敗者復活戦的なものが存在するので、失敗してしまえば首というフリーランスよりはその点はいいという話が出ていました。
ただし、フリーランスでもクライアントのリストが多ければ(失敗できるチャンスが多ければ)、もし仮に失敗したとしても自分自身にはダメージが少ないので*1、会社員が失敗した後に一定期間干されるような期間があることに比べると、意外とそうでもないという意見もありました。
すごいTommyさんとRyoさん
エンジニアリングマネージャーはコードが現役では書けない人が割といる中、Tommyさんはばりばり問題を発見してがんがん解決していくため、すごいという話をしていました。
Ryoさんも同じようにあそこ問題だよねーというのをナチュラルに発見していてスピード感がすごいということです。
転職のお祝い
転職されるという方が今日のイベントに参加しており、祝福の時間がありました。
転職先の会社は皆さんが知っているような会社だったのですが、一社で人材を囲い込もうとするような感じはないものの、しっかりとみんなの記憶に残るような工夫を会社としてしている上に、案件も豊富でやりごたえがあり、いい感じで楽しめる会社で素晴らしいという話が出ていました。
全体を通した感想
葛飾の講演でしか話せないようなテーマからスタートしていたのでどんな感じで話題が移り変わっていくのかを楽しみにしていたのですが、最後は転職のお祝いになって、記憶にも記録にも残るテストの街葛飾でした。
*1:ただしクライアントには申し訳ないという気持ちはもちろんある