今週もテストの街葛飾に参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
個人の学習能力の差分
同じ場にいつもいて、ふりかえりや日々のコミュニケーションで同じような問いかけをしているのにも関わらず、行動変容の速度に大きな差が出てくるのはなんでだろう?という話をしていきました。
特定の役職についている人だけが学習が早いという傾向があるようで、現状バイアスのはたらきやすさなどが起因しているのかな?という話もでていました。
DDDが好きな人
DDDが好きな人は色々な現場で関わってきたけれども、どんなときもDDDを必ず使ってしまう人が多い気がする、という話を聴いていきました。
具体的には、そもそもプロダクトに価値があるかどうか分からないようなタイミングで、早く小さく動かすことよりも、きれいにモデリングしたり境界づけられたコンテキストを定義したりしだしてしまうといった事象があるそうです。
EMやPdMの役割の多様さ
EMというと技術領域の話からプロダクトマネジメントの話、ピープルマネジメントの話などなんでもやっている印象がありますが、最近出版された「プロダクトマネージャーのしごと」でも同じような話が書いてあり、面白かったという話がありました。
また、そもそもマネージャーってどういう職種なんだろうか?という話も出ていましたが、マネジャーの実像にはアカデミックな解説が書いているそうで、これは面白そうだなあと思い早速ポチりました。
EMの人事評価
EMが人事評価をする際に、自分より優秀なEM陣の評価はできないな、と感じたという話をしていきました。
そもそも人を評価すること自体が無謀だという話もありますが、EMの一つの評価目安として、メンバーの評価を上げられているか?プロダクトだけではなくチームをデプロイできているか?などがあるのではないか、という話が出ていました。
全体を通した感想
さらっとした雰囲気で社内の踏み込んだ話が展開されていて、まさに葛飾の公園が再現されていたのがよかったです。
一定の倫理観は持ちつつもタブーな話にがんがん突っ込んでいく葛飾はさすがだなあと思いました。