天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

大人のソフトウェアテスト雑談会 #144【isai】に参加してきた

ost-zatu.connpass.com

今週もテストの街葛飾に行ってきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。(念願の誕生日枠での参加でした!)

V字モデルとデュアルトラックアジャイル

QAの方々からの視点だと、V字モデルの図がめちゃくちゃ邪魔になっている(開発の後にテストをしないといけないような話になっている)という話をまず聞いていきました。

また、V字モデルの話からデュアルトラックアジャイルに派生して、「デュアルトラックアジャイルは野中先生の"さしみ"を再現しようとした結果なのではないか?」といった話や、参加者の方からコミュニケーションをたくさんとった結果、野中先生の"さしみ"と同じような開発プロセスになっている気がするといった話を聞いていきました。

QA視点でのChatGPT

  • 現状、単体テストに関しては自動生成がある程度できている
  • QA視点ではテストのプロフェッショナルになりたい希望がある

という前提の2つから、プログラミング言語の文法的な部分はChatGPTにまかせてしまうみたいなことは期待しているし、既にGithub Copilotの活用という形でできているという話が出ていました

デュアルトラックアジャイルの未来

デュアルトラックアジャイルはこの後アジャイルと同じように知見がたまり進化していくのか?という話をしていきました。

あんまりアジャイルと同じような形で進化していくと考えている方は少なかったですが、特定の企業にとって理想的な開発を進めた結果デュアルトラックアジャイルのような形になるみたいなことはあるかもねーという話は出ていました。

企画力の再生

大企業だと、企画をまるごと外注してしまう*1ケースが出てきてしまっていて、そんな状態からどうやって企画力を再生していくのか?みたいな話をしていきました。

ヒット商品を一度出してしまうとマーケティングや営業をやるだけになってしまい企画力は下がってしまうという話や、ある程度関係性ができているなら1日あたり1個のプレスリリースを出せるようにアドバイスをするという話を聞いていきました。

かつや

かつやは、とんでもないスピードで新メニューを生み出すという話をしていきました。

将棋は100手以上の数を正確に指さないといけないからじっくり考える必要が出てくるけれど、かつやのような商品メニューを作るというコンテキストであれば、まずは質よりも量の方が大事だという話がでていました。

全体を通した感想

全体的に、おおひらさんが偉人であることを実感した会でした。

自分も偉人になれるように精進していこうと決意した誕生日でした。

*1:競合先も外注しているような状態