天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

転職した報告ブログに書けなかったこと〜47機関に入る上での抱負、自分自身でずっと意識をし続けたいこと〜

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先日こちらの記事で転職したことを報告したのですが、色々な理由で記事の中には書けなかったことが幾つかあったので、書きたかったけれども書けなかった話を今日と明日で2つの記事に分けて書いていきます。

具体的に言うと、以下の2点について記事を書いていきます。

  • 今回の決断をするにあたっての色々な話
  • 47機関に入る上での抱負、自分自身でずっと意識をし続けたいこと

昨日に1つ目の話を書いたので、今日は2つ目の話を書いていきます。

忖度をしない

実際にチームに入って一緒に仕事をすると、ほぼ間違いなく絶望的なスキル差を感じることにはなると思います。
このときに、この差を自身が精進するエネルギーにするのはいいのですが、「自分はまだまだできないから」「自分は一番新米だし経験年数も少ないから」という風に変に下にへりくだるようなことはしないようにしたいです。

これまでの仕事では、立場や年齢などはあまり考慮せずに自分が感じたことはなるべく伝えたり、自分が少しでも貢献できそうなことを積極的に探したりといった行為はできていたと思うのですが、いざ働き始めるとチームに自分が貢献できない理由付けをする要素が多そうであるからこそ、このことは今まで以上に意識をしていきたいです。

人生をかけた目標に向かう

これまで仕事をしてきて、そのときそのときで目標を大なり小なり立ててはいましたが、人生をかけるような目標を持って仕事ができていたかというと、それはNoだったと思います。

しかし、47機関が掲げているソフトウェア工学の歴史を変えることは人生をかけるような目標だと思うので、その目標の存在に合わせた単位で仕事をすることを常日頃から行いたいです。

もちろん、これまでやってきたように、自分が見える範囲で小さく目標を設定してそれを達成するのをコツコツと積み重ねるようなことも継続していきたいとは思いますが、人生をかけた目標に向かって仕事ができているのか?というのは日々自分に問いたいです。

すぐに捨てない

自分は継続することに苦労はほとんどないのですが、どうしても見える結果が仕事で出ない場合は、思いついたことや取り組んでみたことを捨てる場面というのはありました。

ただ、47機関の一つの大きな強みである半永久的に存続するチームであるという特長やソフトウェア工学の歴史を変えることを目標にしていることを掲げているという側面を鑑みると、何かしら学びや変化が見られているのであれば、定められた期間のスコープがない分じっくり長い期間をかけてアイデアを検証することができます。

もちろん思いつき方だったりアイデアの成熟度などにも依存するとは思いますが、惰性にならないように注意をしつつも今までよりは長い目で物事を継続し、検証し続けることをやっていきたいです。

仕事を楽しむ

最後に、何よりも仕事を楽しむことを大切にしたいです。

正直なところ、これまでの仕事では「仕事を楽しむ」というのはなかなか実践が難しいことでした。(自分の仕事に充実感を感じることはあっても楽しむことができているかというとそれはなかなか難しかったです)ここ数年は少しずつ実践できているのかもしれないと感じる側面もありましたが、仕事のスタートは仕事を楽しむという考え方を完全に放棄するような考え方でスタートをしていたということもあって、価値観を根本的に変えるような必要があり、苦労も大きかったです。
しかし、昨年一昨年とコミュニティに参加して色々なことを学ぶにつれて、自分が楽しいと思うことをやっていくことで起こるいいことやすさまじいエネルギーを実感して、自分が持っている価値観を変えてでも、楽しいことだけを仕事にしたいと今は思っています。

チームに限らず、楽しむことができるだけの土壌は充分に整っていると思うので、あとは自分の直感や感覚を素直に受け止めて、楽しいことを仕事としてやっていきたいです。