天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

(オンライン読書会) チームワークの心理学 エビデンスに基づいた実践へのヒントに参加してきた

educational-psychology.connpass.com

今日はこちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会で印象的だったこと

汎用的なチームトレーニングはない

チームトレーニングは様々な本やコンサルタントによって語られていますが、そういったトレーニングのほとんどは意味がないという話が本に書いてあって、衝撃的だけどある程度感覚とも一致するよね、という話をしていきました。

ただし、チームトレーニングが効果がないという訳ではないよね、という話が書いてあって、チームの状況*1に応じて考えられたトレーニングは効果的なものになるということで、トレーニングを真似するのではなく、チームの状況を深く知ることが、良いトレーニングを作る一歩になるんだろうなあと思いました。

タックマンモデルが今一つ分からない

タックマンモデルの話が出てきたのですが、今一つ自分が腑に落ちていない(仕事で実感するタイミングが少ない)という話をしていきました。
その結果、期が移行している感じがあまりしないという意見や、形成期と統一期が混ざっている気がするという意見が出て、今一つしっくり皆さんも来ていないというのが分かったのが学びになりました。

チームが目指すべき方向性を定義するために活用するとかがいいんじゃないか、といった活用方法も出てきて、これも勉強になりました。

ワークした時の目標設定

目標がないとチームがバラバラになる、まずは目標や戦略を明確にした方がいい、という記述が本にあったのですが、自分の経験では目標を設定したことでうまくチームが機能したという経験がなかったので、参加したメンバーと、目標が効果的に立てられた経験があったか?それはどのような時だったか?逆に目標が上手くワークしない時はどんな時か?といった話をしていきました。

ふりかえりの中でチームですれ違いが起きているという問題意識が醸成されていって、雑談ベースで雑でもいいから目標を決めてみよう、という形で立てた目標はうまくいったという話や、バラバラなチームだったところにトップダウンで「社内の一大プロジェクトだから皆注目している。とにかく明るくやってくれ!」と口が上手い人が話して決まった目標は上手くいったという話を聴くことができました。

会全体の感想

筆者の考えがほとんどなく、エビデンスが列挙されている本ということもあって、前回に引き続き議論が弾みました。
今回は、参加者の皆さんの実際のチームの話、実体験の話、という所が中心に聴けたのが特に楽しかったです。

本編も勿論ですが、ロスタイムでも話がどんどん繋がっていく感じがして、終始楽しい読書会でした。

*1:タックマンモデルやチームトレーニングの7種類