天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

アジャイルカフェ@オンライン 第17回に参加してきた

agile-studio.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

アジャイルコーチお三方(天野さん家永さん木下さん)が、視聴者からくるアジャイルに関する質問に答えていくイベントです。本日の質問は以下でした。

社内に広くアジャイルスクラムについて発信していると、たまに言い負かそうとしてくる人に出会います。特に相手が管理職だと無視するわけにもいかず、たまに心が折れそうになるのですが、百戦錬磨の皆様はどうやってモチベーションを維持していますか?

会の様子

アジャイルコーチをしているとこういうことってあるの?

天野さんは、20年以上前にXPを導入しようとしていた時、認証の審査から外されたりと反発に遭っていたそうで、CMMが嫌いだったそうです笑(ただし、相談に親身に乗ってくれる人はい)
ただし、アジャイルコーチになってからはあまり反発される経験は無くなったそうです。(アジャイルに好意的だから依頼してきている文脈があるため)

木下さん・家永さんも、アジャイルコーチとして仕事をしていることもあって、あまり反発はされないということでした。(ただし、明らかに悪意があるような質問で言い負かそうとしてくる場面はたまに立ち会う)

対処法

具体的な対処法としては、以下が挙がっていました。

  • (家永さん) 反発する人には、1on1などでなぜ反発があるのかを探っていく。普通の人だとなかなかできないかも知れないが、アジャイルコーチという仕事だからできている。
  • (木下さん) アジャイルに対して言われた批判が自分自身に対する批判に聞こえていた時はしんどかった。これは、自分自身への批判ではなくアジャイルに対する批判だ、と考えられるようになってからは楽になった。また、エンパシーを大切にしている。(相手の目線で考えるように努力する。例えば、ウォーターフォールを部下が広めていたら、自分は打ち負かしにいってしまうのではないか?そのとき相手はどんな反応になるだろうか?自分はどんな気持ちになるだろうか?...)
  • (天野さん) 不安を相手に聞く。新しいことをやるチャレンジには不安がつきまとうので、相手の気持ちを探る。一番重要な相手の困りごとにフォーカスをしていく。このとき、ふりかえり(KPT, KPTA)が役に立つ。
  • (参加者からのコメント) もし相手を説得しないと前に進めないとかがないのであれば、距離を置いてもいいと思う。

モチベーション維持

  • (木下さん) 今日の質問がとてもいい質問だと思う。相手をどうやったら説得できるか?ではなくて、自分自身がどう変わればいいか?という質問なので。木下さん自身は、別の人からの意見が参考になっている。(家永さんから、その人は多分こういう気持ちだったんじゃないですか?という意見)
  • (家永さん) コミュニティに参加してみる。あとはFearless changeを読む。また、自分の場合は近くに仲間がいるのも心強い。天野さん木下さんが近くにいる。
  • (天野さん) コミュニティに参加してみる。天野さん自身は、これがきっかけで永和にきてアジャイルコーチになった。(オブジェクト広場という場所で色々な人と仲良くなった)本を読んでおく。何を言われても大丈夫な状態になっておく。コーチング的な会話を仲間としているのも心強い。

会全体を通した感想

モチベーション維持の話では、御三方とも仲間が近くにいるのが心強いという話と、コミュニティの話をしてくれていたのがとても印象的でした。

特に、お三方が支え合って仕事をしている感覚があるというお話をしてくれていたのは、とても感動しました。