こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
今日はChapter8を読んでいきました。
- チェックイン
- スプリントゴールが複数あると言う話は結構あるある?
- 小さく分けた結果効果がなかなか出なくてやめてしまうみたいなのも多いので、一スプリント使ったり、チームを一時的に分けてガッツリ改善する選択肢も最近やって効果が出た
- PO忙しすぎる問題がなかなか解決しない
- クロスファンクショナルにするために時間(フロー効率が下がる)が必要な時もあると思うが、作れないと嘆くSMはどうするのがいいと思うか?
- 全体を通した感想
チェックイン
恒例のアイスブレイクをしていきました。
最近楽しかったことと嬉しかったことをテーマにしていったのですが、皆さんの素敵なエピソードをたくさん聞くことができて、心地よいひとときを過ごすことができました。
スプリントゴールが複数あると言う話は結構あるある?
以下のような話が出ていました。(前提...スプリントゴール自体は目的に沿ったものになっている。案件が並行して動いているので案件ごとにゴールが設定されているようなイメージ)
- チームの中でやらされている感がないのなら今の状態でもいいのかもしれない
- プロダクトゴールを改めて考えてみる
- まずは、具体的にどのような事象が起きているのかをレトロスペクティブなどのタイミングで探る(チームに問題だと思っていることを聞いてみる、課題感を共有してみる)
小さく分けた結果効果がなかなか出なくてやめてしまうみたいなのも多いので、一スプリント使ったり、チームを一時的に分けてガッツリ改善する選択肢も最近やって効果が出た
タイトルの通りですが、スクラムだと小さく頻繁に実行することが求められていて*1、大きく実行するメリットが失われがちなので、敢えてがっつり期間を取って改善策を実行したり、コードの見直しをしたり、ふりかえりを長時間やったりするのも大事だよね、という話をしていきました。
PO忙しすぎる問題がなかなか解決しない
スクラムをやっているとあるあるだと思いますが、POが忙しすぎてPBIがどんどん肥大化してしまうことが多くて、どんなアプローチを取っていくといいのだろうか?という話を聞いていきました。
- 「フォーカスできているか?」を改めて問うてみてもいい
- POの上司にアクセスして、仕事をひっぺ返してもらう
- PBIをCould/Should/Beに分けて考えてみる
- 仲が良いPOと同じ会社の人にPOの予定を見てもらい、敢えて予定をダブルブッキングしたりするなど、揺さぶってみる
- 副作用もあるが、Proxy POをたててみる
- カンバンのレーン、カードの山とかで分ける
クロスファンクショナルにするために時間(フロー効率が下がる)が必要な時もあると思うが、作れないと嘆くSMはどうするのがいいと思うか?
以下のような話が挙がっていました。
- 嘆いているSMの悩みをチーム全体にシェアしてみる
- チームのなかにできる人がいるみたいなパターンなら、モブプロをしてもフロー効率は落ちないのでは?
- チームが互いのメンバーの力に頼りあっているなら、それはそれでいい
- なかなかナレッジシェアする時間が取れないという話であれば、作業を録画してみるというのはあり
全体を通した感想
コーチング力や悩みを受けてくれる力が高い人が多くて、楽しく学びがある会でした!
新規に参入した方もいたのですが、新しい視点もありましたし、新規に参入した方自身もすごく楽しかったと言ってくださっていて、最高でした。
*1:本の中でも、改善アイテムをできる限り小さくして少しずつ実行していこうという話が出ていました