めちゃくちゃぎりぎりにプロポーザルを提出した結果、後日にスクフェス新潟にプロポーザルを出しました。
プロポーザルを出すまで
2月3月は忙殺されていたのですが、RSGTのタイミングやその後のイベントなどで「スクフェス新潟には勿論プロポーザルを出しますよ!」と意気ごんでいたため、出す気持ちだけは高い状態で過ごしていました。
また、フェスの趣旨的にテスト関連のプロポーザルを出そうというのも決めていました。*1
その上で以下の4つが案として挙がっていました。
・テスト嫌いが変わった話
今回出したプロポーザル
・勝負大好き人間のメンタルヘルス
テストの街葛飾で少し話をしたら面白いと言ってもらったもの。数十億単位のトレーディングに立ち合ったり、世界一をかけた場面の勝負手を考える際など、多くの人がストレスフルになったり緊張する場面を如何にして楽しむか?勝負する面白さなど。
・金融ドメインにおける品質改善の実例
自分にできる話で一番今回のフェスに合っていそうな話。ミッションクリティカルなシステムだが不確実性が高くなるべく速いタイミングでの出荷が求められるようなシステムにおいてどのように品質を改善したか?(インクリメントを作成する過程で8割近くあったテストの時間をどのように改善したか?)
・Deep Learningを使ったバグ分析
バグが発生する箇所をDeep Learningで分析してみた話。また、様々な値をインプットにしてバグがどれくらい発生するかを分析してみた話。
ただ、どのプロポーザルもスクリプトを書いてみると何とも言えないものばかりで、困り果てることになりました。具体的に困った点を以下に記載します。
・テスト嫌いが変わった話(今回出したプロポーザル)
スクフェス新潟のターゲット層とミスマッチしていないか?テストが嫌いな人やテストを今から勉強したいと思っている人ははたしてどの位の人数が集まるのか?
・勝負大好き人間のメンタルヘルス
もはや雑談レベルの話になってしまい、あまりに学びがない。あなたがおかしい人なことだけは分かったで終わってしまいそう。
・金融ドメインにおける品質改善の実例
DevOpsDays Tokyoで話す内容と被りが割とありそう。また、仕事の都合上話をマスクしないといけない部分もあり、かなり抽象度が高くなるおそれがある。
・Deep Learningを使ったバグ分析
内容的にLTでちょうどよいレベル。これも、使うデータの話や具体的な分析プロセスが詳細に話しにくいので、聴いても期待外れの結果に終わりそう。
こうして悩んだ挙句、プレゼンの工夫でどうにかなりそうなテスト嫌いが変わった話をプロポーザルとして出すことにしました。
もし発表できることになったら今回チャレンジしたいこと
まず、テストや品質について学んだ軌跡を整理してみて、何がどう自分にとって役に立ったのか、それはどういう理由で役に立ったのかを整理して、今後品質やテストのことを学びたいと思っているけど知識が0で困っているような人に何らか役立つようなプレゼンテーションができたらいいなと思います。(プレゼンテーションで全部について触れることができなくても記事にまとめるとかして、今回のプレゼンテーションでまとめたものは公開したいです)
ただ、前述した通り、スクフェス新潟にはテストが嫌いな人やテストについて一から学びたいという人は来ないと思うので、プレゼン自体は学びの軌跡的な要素はあくまでもおまけにして、(テストをやっている人が特に)何かしら楽しめるようなプレゼンテーションにしていこうと思います。
*1:余談ですが、プロポーザルの内容に制約がある方が意外とプロポーザルを考えやすいなあと感じました