天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

アジャハラどう思う?に参加してきた

taco.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

以下、connpassのイベントページからの引用です。

個人、チームがアジャイルを活用し、周りに不遜な態度を取ったり、意図的に専門用語で話し続けたりするアジャハラ(アジャイルハラスメント)が増えているそうです。 DevOpsネイティブの開発者も加害者となるリスクがありそうですね。 さらに、"二倍の仕事を半分の時間でスクラムでやれ”などと部下への逆アジャハラも存在しそうです。 このような現象について、水タコライブでお話ししたいと思います。

最後の15分は質問タイムを設けます! あなたの質問やご意見を #アジャハラ のハッシュタグを使い、Twitterに投稿してください。

今回のイベントの中での発言は、全て皆さん個人個人のその時の見解です。 半分本気、半分冗談と気楽に構えてください。

会で話されていた内容の抜粋

アジャイルハラスメント(アジャイル)ってなに?

まず、パネラーの皆さんでアジャイルハラスメントってなに?という話をしていきました。

パネラーが考えるアジャイルハラスメントとして、具体的な例としては以下のようなものが挙がっていました。

  • アジャイルも知らないの?という雰囲気で接してくる
  • 教科書で書いてあるプラクティスが導入されていないことをアジャイルでないと非難し、改善を求める
  • スクラムは4倍仕事が早くなるんだよね?と言ってくる
  • 今の時代はスクラムしなきゃだめだ、と言ってくる
  • 他のうまくいっているチームと比較し、上手くいっているチームになるように促される(ベロシティを比較される、幸福度を比較される)

アジャイルハラスメントとダニング=クルーガー効果

アジャイルハラスメントをしてしまう原因として、ダニング=クルーガー効果があるのではないかという話をしていました。
自分自身が一度アジャイルなプロジェクトを経験した時点で、アジャイルのことを分かった気になり、アジャイルを全く分かっていない人や自分が最初に経験してうまくいかなかったことをやっている人に対して、あたかも正解を知っているかのような態度で接してしまうとハラスメントになりかねないよね、という話がされていました。

ハラスメントを完全排除するのは無理?

チェンジエージェントの存在もある意味では一部の人からハラスメントとして捉えられる行為と言えるかもしれないですし、皆が気持ちよく合意するというのは無理な話なので、合意できない人からすればやりたくないことを強要したり自分ができることを自慢して上の位置に立つとも考えられるので、ハラスメントと言えてしまうのではないかという話がありました。

現場の言葉で話す意義

アジャイルスクラムで出てくる用語を多用してアジャイルスクラムについてコーチングするのは、ハラスメントになる危険性を孕んでいるのではないかという話がされていました。(知識を見せびらかしているように捉えられてしまう)

現場で使われている言葉だったり現場で既に存在する習慣にしたがって、コーチングをする方が共感を得やすいし、ハラスメントになるリスクも低いという話がされていました。

アジャイルハラスメントを防ぐためには

アジャイルハラスメントを防ぐためにはどうしたらいいのか、という話を最後にしていきました。

以下のような意見が挙がっていました。

  • 相手の共感を得る
  • Whyから始める
  • スクラムをすることではなく、スクラムの3本柱を大切にする

全体を通した感想

アジャイルでハラスメントになると感じるのってどういう場面なんだろう?そういった場面のに共通することはなんなんだろう?というのを考えたり、意見を聞いてみたくて参加したのですが、考える種がもらえてよかったです。

どんな人に対しても、自分の意見や提案が強要になっていないかは常々考えていきたいなあとも改めて思いました。