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今日も分散アジャイルチームの会に参加してきました。
先に書いちゃいますが、今日も最高でした!!
話したテーマ
ステークホルダーの巻き込み方
現状は、めちゃくちゃできるPOがステークホルダー(今回の場合は主にクライアント)の意見を集約していて上手く回っているけど、ステークホルダーと関わる機会が現状POしかないので、巻き込み方や巻き込む際に注意すべきポイントを知りたい!という話でした。
分散アジャイルチームの会は熟練者の方々が集まっているので、様々な意見が出ていました。意見の抜粋を以下にまとめます。
- 「一緒にやりましょう」や「助けてくださいー」という感じで、段階を踏みながら徐々に感情に訴えかける
- 船頭が多いと逆に混乱してしまうこともあるので巻き込み過ぎないように注意
- なるべくフラットに困ったことをぶっちゃけて話してもらえるように空気を作ったり質問を投げかける。
- 「自分と開発チームが、ビジネスの理解をふかめるために、解像度のたかいVSMをつくりたくって一緒にやらせてください。」っていう。そのうえで、いまこのVSMが成立している人依存の性質や、会社の仕組みを整理していく。で、そこから、さらに深堀する会を設定していく
- ↑に書いてある内容をTOC思考プロセスで実施する。
- ステークホルダーとの共通項を探り、同盟における口実作りを実施する
マイクロマネジメントをしてくる上司への対処法
上司にマイクロマネジメントをされて苦しいと話している友達を救いたいということで、どういう対処法があるか?という話をしていきました。
色々印象的な話はあったのですが、マイクロマネジメントをしている側が実は一番不安を感じているという話が印象的でした。
マイクロマネジメントをしている人とされている人で一度対話をして意図的な協働関係を築くのが一番だけど、マイクロマネジメントをしている人の状態によっては、上や横から干渉も必要だよね、という話をしていきました。
また、マイクロマネジメントという言葉を悪者にしない方がいいという話もありました。
自己組織化して仕事をしている人は、自分自身でマイクロマネジメントをしているはずで、マイクロマネジメントすることは悪ではない点に注意した方がいいという話だったのですが、全然視点になかったので勉強になりました。(問題になっているのは、マイクロマネジメントっぽくみえるコマンドコントロールだったりするという話もありました)
また、マイクロマネジメントされたい人、マイクロマネジメントをせざるを得ない人というのも世の中にはそれなりの数が存在するという話も聴けて、全体を通して視野が広がったような気がする、楽しいテーマでした。
プロダクトマネジメントトライアングルの話
プロダクトマネジメントトライアングルにある違和感の話や、きょんさんがプロダクトマネジメントトライアングルを書き直したらどうなるかという話、アレグザンダーの話(アレグザンダーは形に拘っていないという話や、万博にアレグザンダーが来た話...)、今週の月曜日に皆さんがしていた話を再演してもらいました。
めちゃくちゃ鋭い、審美眼的なお話をして下さっていたので、大満足でした。
全体を通した感想
プロダクトマネジメントトライアングルの話は、月曜日にゲリラ的に集まって話をしていた形跡がDiscordサーバにあったのですが、自分自身は完全に聞き逃してしまったので、まさか再演いただけるとは思わず、本当に嬉しかったですし感謝しかないです!
また、本編後の本編ではパターンの名づけの話であったり、中身が薄いなあと思った話に出くわした時如何に建設的に解釈して次の行動に繋げるか、みたいな話もできて、最高でした!