天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます

「ふりかえりでファシリテーターとして、文化を変えるアクションアイテムとの向き合い方」に参加してきた

retrospective.connpass.com

今日はこちらのイベントに参加してきたので、会で印象的だったことと感想を書いていこうと思います。

会の概要

ふりかえりカンファレンスで、「ふりかえりでファシリテーターとして、文化を変えるアクションアイテムとの向き合い方」を講演したRyoさん(田中亮さん)が、ふりかえりカンファレンスで話した内容を、びばさんとKANEさんの突っ込みの下、より詳細に話してくれるという会です。

会で印象的だったこと

小さく雑なアクションアイテムを作る効能

チームの深い部分から発生したトピックに対して、トピックを解決するようなアクションアイテムを作るではなく「小さく雑なアイテムを作ろう」という話がありました。
以前に分散アジャイルチームで聴いた、「高級レストランの料理がおいしいから作りたい!と思うのは良いことだけど、高級レストランの料理を作る力があるのか?あるいは高級レストランの料理を作るべきなの?というのはまた別の話」という話に似ているなあと思いながら聴いていました。

星座のふりかえり

今回のイベントで、自分は初めて"星座"というふりかえりを知ったのですが、これがとっても楽しそうで、是非一度やってみたいなあと思えるふりかえり手法でした!*1

火種に対しての意外な反応*2を楽しみながら、その週にあった出来事をふりかえったり、チームの状態について話すと面白そうだなあと思いました。

ファシリテーションテクニックの危うさ

ファシリテーションする時に、ファシリテーションテクニックを使うことでRyoさんが話していた火種が見えなくなってしまうこともあるのではないか、という話が出ました。(例えば「話を整理する時にKJ法によってラベリング作業をする」というファシリテーションテクニックを使うと、冗談に思えるような話は抽象化されすぎてしまい、何がNeedだったのか分からなくなってしまう...)
良かれと思って身に着けたテクニックを使って逆効果になる危険性を実感すると共に、改めてテクニックを使うべき場面やテクニックの意図を理解する重要性を感じました。

Ryoさんのように火種を燃え上がらせられるようにするためには?

今回の発表で、「給料を上げて欲しい」といった火種となるトピックを小さくて雑なアイテムにしてRyoさんが燃え上がらせる話がありましたが、「これってRyoさんだからこそできたのでは?」とKANEさんが聴いてくれて、自分もたしかになーと思いました。
これに対してのRyoさんは、「コーチングのトレーニングなどを繰り返して、何回も失敗をして少しずつ学んでいくようにすれば、段々意識できるようになる。Ryoさんも最初の内は何度も失敗していたが、練習している内にできるようになった。また、難しいという言葉はRyoさんはなるべく使わないようにしている。難しいかどうか決めるのはRyoさんではないから」と答えてくれて、心にとても刺さりました。
Ryoさんだからできる、というのは勿論あるのかもしれないですが「Ryoさんじゃないとできないことだ」と限界を決めるのではなくて、自分自身もっともっと失敗をして、ファシリテーションに限らず、少しずつ色々なことができるようになったらいいなあと思いました。

全体を通した感想

Ryoさんの発表を聴いたのは、当日、Youtube、テストの街葛飾、今回と、なんと4回目でしたが、面白い内容&Ryoさんの話の上手さのお陰で、何回聴いても飽きることのない&聞くたびに新たな発見がある面白い発表でした。

また、Ryoさんの発表内容から派生して出てきた、RyoさんやびばさんKANEさんのこれまでの経験の話を聴くことができたのも、楽しかったです。
Ryoさんっぽさが存分に出ていて最高の会でした!

*1:星座の概要としては、メンバーが出した"火種"という一種のテーマ(例えば今日はどんな日でしたか?)に対して、ポジティブな反応がある人は一歩前に進んで(オンラインなら付箋を用意して一歩動かして)ネガティブな反応がある人は一歩後ろに下がって、最後に皆を線で結んで、どんな星座ができるか?というのを楽しむやり方です

*2:ポジティブな話題を出したつもりなのにネガティブな反応をした人がいた