天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

スクラムフェス三河2025で登壇できることになりました

表題の通り、スクラムフェス三河2025で登壇できることになったので、今日はその告知です。

発表概要

confengine.com

これまで様々な業種・業態でプロダクト開発をしてきましたが、2024年半ばからは複数の製造業のプロダクトに携わる機会が出てきました。とはいえ、プロダクト開発の概要を聞かされたときは、アジャイル開発とは程遠い現場に聞こえた上に自分の理想とする環境との乖離も大きく感じました。

正直飛び込むのを躊躇するようなタイミングもありましたが、スクラムフェス三河で話せるネタの一つになるだろうし、製造業の闇と洗礼を浴びるぞ!という気持ちで半ば強引に飛び込むことにしました。

しかし、実際にプロダクト開発に携わってみると、たしかに古い開発プロセスなどのしがらみはあれど、「自分たちが本当にほしいプロダクトを作るんだ!」という気概に満ち溢れた責任感が強くモノづくりが好きな方々との出逢いをはじめ、幾つもの面白い経験があり、このプロポーザルを書いている期間も含め1年間ほど、大変なことはありつつも楽しみながらプロダクト開発をし続けることができています。

本セッションでは、これまで製造業以外のプロダクト開発に携わってきた自分が製造業のプロダクト開発に携わって考えてきたことや取り組んできたことを伝えることで、製造業というラベルを超えて感じた熱量が高いユーザーとプロダクト開発することの楽しさをお話します。

Acceptが決まったときの心境

スクラムフェス大阪ではおよそ1年半ぶりくらいにAcceptされなかったということもあって、もちろん毎回Acceptされると思って出してはいないものの、改めてAcceptされるのはなかなか難しいよなあという印象を持っていたので、今回Acceptされて非常に嬉しかったです。

また、スクラムフェス三河は2021からずっと登壇をし続けていたということもあり、今年も登壇できたら嬉しいな、と思っていたフェスだったので、また登壇できることが(現地に行けそうなことに)すごく嬉しかったです。

テーマとしてもついに製造業の内容が話せるということで、この一年間ずっとやってきことの一部を話すことがスクラムフェス三河2025でできるというのは非常に感慨深いことでした。

登壇にあたっての想い

今回は自分の体験としては製造業の話ではあるのですが、結果的にあまり製造業の話にならないかもしれないので、製造業のコンテキストの人たちに刺さる話をするというのをまずやりたいなと思いました。

また、あんまり本質的ではないところなのですが、30分セッションというのは前回チャレンジして割と難しかったものの可能性自体はすごく感じたセッションの分数(20分は短すぎるものの45分だと間延びしてしまうようなセッション構成も多い)でもあったので、一つの形を見つけてみたいなという気持ちもあります。

セッションの内容としてはN=1の体験談を話すことにはなると思うのですが、そこにつながっているのは決してN=1の話ではないところも多いので、そこをうまく伝えられると良いなあと考えています。