天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

オブジェクト指向のこころを読む会 Vol19に参加してきた

yr-camp.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

前々回に引き続き、以下のお題をみんなでやっていきました。

github.com

モデリング

約1時間くらいモデリングをして、結果的に以下の整理で落ち着きました。

主に議論したポイントに関しては、以下に箇条書きで記載します。

  • 文章から読み取れない部分に関しては、とりあえず決めの問題にして、なるべくシンプルな仕様を前提としてやっていくようにしていきたい
  • 飲み会の設定をいつやるのか?参加者の削除が仕様として含まれていることと、一般的な飲み会ではどういう目的の飲み会かが最後に決まることはないため、前にやるような気はするのだが、「開催した」なので、飲み会の設定が終わった後にやるような気がする。とりあえずシンプルな方針でやるのであれば前者の仕様が楽なので前者の仕様とする
  • 請求金額はお店から幹事への請求金額と幹事から参加者への請求金額の2つの概念があるので名前を分けて考えるようにしたい(後者は上の図ではまだ定義できていません)
  • 「上司は多め、遅く来た人は少なめ」など、支払い区分を決定するためのルールがあるが、これに関しては今回システム化の対象外とする(支払い区分だけ設定することにして、なぜその支払い区分にしたのかの理由は問わないようにする)

全体を通した感想

文章の解釈で、色々な解釈の仕方があったり、そもそも飲み会で幹事をやったときのお金の徴収方法に参加者間でずれがあったりして、色々なユースケースが考えられたのがよかったです。

図だけみると大分シンプルなのですが、図を書くにあたって色々と議論したプロセスがすごくよかったなあと思いました。

実装まではいけなかったのですが、一旦会の元々の趣旨通りオブジェクト指向のこころをまずは読んで、その後に実装してみようと思いました!