少しバタバタしていて資料はまだupできていないのですが、DevOpsDays Tokyo2024で登壇してきたので、ふりかえりをしていこうと思います。
プロポーザル提出〜採択まで
プロポーザル提出がぎりぎりになってしまい(1次締め切りに間に合っていなかった)、第一陣のAcceptタイミングでAcceptもされておらず、倍率も非常に高めだったので、採択されることを完全に諦めていました。
ですが、第二陣でAcceptされて、通知をみたときは非常に嬉しかったです。
セッション準備
DevOpsDays Tokyoは他のカンファレンスよりも更に実践知の話が好まれる印象があったので、まずは自分が言語化できる限りの実践知を書き出すことにしました。
この際は一切本を見たりせず、自分の言葉と経験だけでなるべく書き出すようにしました。
ここ最近のプレゼンテーションでは、色々と本や論文を読み直したりして頭の中に散在している知識を繋げて全体感を掴むことをまずやっていたので、今回初めてこのような作り方ができたのはよかったです。
ただ、自分から出てくる言葉で語るというより本の言葉や資料の言葉や流れで話を構成する癖がついてしまっていたのか、自分の経験がうまく自分の言葉で表現できずかなり苦労しました。
次に、自分が言葉にしたセンテンスを見ながら、他の書籍ではどのような表現がされているのか?というのを考えていきました。
RSGTのタイミングでかなり論文や本は読み込んでいて、使えそうなものは多くインデックス化されていたのですが、見てみると想像以上に自分の言葉だと思っていた表現が本のままだったりすることが多く、もう一度自分の経験からどういう言語化をするか?というのを考えていきました。
このあたりでは、ふりかえりカンファレンスの発表準備も雲行きがやや怪しくなっていた上に色々と予定が重なってバタバタしていたため、どっちの発表もうまくいかないのではないか...?という不安が襲ってきて、プライベートの時間を削りながら発表準備を進めていました。そのため、精神衛生上あまりよろしくない時間になってしまっていたのは反省です。
その後、発表1週間半前位になったタイミングでふりかえりカンファレンスの目処がつき出したと同時に、ようやく自分の言葉で話が作り出せ、発表準備が進んでいる実感を持てるようになりました。
自分の言葉を中心に構成して完成したプレゼンテーションを見ると本や論文の表現よりも解像度が低く感じたのですが、あまりにも一般的な話になってしまっている部分以外はそのままにして、自分が考えていたことをできる限り加工せずに喋ることを心がけました。どうしても自分の言葉で話せない部分や一般的な話になる部分に関しては説明をカットして話すように作り変えていきました。
発表当日
前日に急遽現地参加が難しい事情ができてしまい、オンラインから登壇することになりました。
こういうときにオンラインの導線があるのはめちゃくちゃ助かるなあというのを改めて実感しました。
発表自体は特に予想外のこともなく終えることができました。自分の言葉でなるべく構成するようにしていたからか、普段と比べるとそんなに緊張はしませんでした。
全体を通した感想
発表準備のところで書いたように、一時期は無事に登壇を終えることができるのかめちゃくちゃ不安に駆られていたので、まずは一安心しました。
DevOpsはアジャイルやスクラムよりも親しんできた期間が実は長いので思い入れもありますし、技術的な話に文化やソフトスキルの話が接合している感覚が本当に好きなので、今後もなにかしらの形で貢献していきたいと思いました。
オンライン登壇のありがたみを実感したことや発表準備のプロセスで色々気がつくこともあり、個人的な学びが多数得られた発表になってよかったです。