天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

大人のソフトウェアテスト雑談会 #207【しびれ】に参加してきた

ost-zatu.connpass.com

今週もテストの街葛飾に行ってきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

アレルギー

子供がアレルギーになってしまったこともあり、皆さんのアレルギー談義を聴いていきました。
ものを食べ過ぎて後天的にアレルギーになってしまうパターンの話や、子供が小さいうちはアレルギーにかかわらず何かしら命に関わるような事態を経験することになるという話を聞いたりしていました。

PCマウント

PCの値段に関するマウントが始まりました。
20万円くらいという話から戦いは始まり、最低でも30万はするという話や、グラボだけで30万という話が横行していました。

炭水化物ダイエット

炭水化物のみ食べるという画期的?なダイエット方法を聴いていきました。野菜の好き嫌いを避けることができたりと便利だそうです笑

nacoさんのイベント

nacoさんのQAなんもわからない会に人が集まりまくっているのですが、なんもわからん枠に分かる人がいるなあという話が出ていました。

これだけわかる人たちがいるならnacoさんが適当に移動させればいいのではないかという話や、QAとして給料をもらっている人はわかる人として登録した方がよいのではないか?という話が出ていました。

科学とエンジニアリングの違い

すごい雑な括りで話をすると、メカニズムが分かり再現性が担保されているのが科学であり、なんかよくわからないけれどこれやると上手くいっているというのがエンジニアリングだという話を聴いていきました。

Shippable

Shippableとはなにか?という話をしていきました。
まず区長から、「バグを発見できるテストをすること」「リスクを予見予知」「十分な品質を確証できること」のテストの三大理念*1に沿って考えれば、十分な品質だと確証できればShippableなのではないか?という話がありました。

ただ、これだと次に「十分な品質とは?」となってしまうという話になり、結局は通らばリーチでのリリースや開発者または経営者が賭けに出ているという状態になるのではないか?という話になりました。

また、品質が高ければ商品は売れる、変数をすべて読みきれば売れるかどうか分かるという話を考えている人がいるよねという文脈から、いくら高性能でも顧客が使ったらのめりこむとしても、倉庫に眠っているだけでは顧客は気付くことができないよね、という話が出ていました。

Testing3.0

バグが出たときに、顧客にそれをバグと呼ばせないようにすればそれはバグではなくなるのではないか?というTesting3.0の話がありました。

QAの倫理性

QAという立場上、「これで本当にいいんですか?」というように感情に訴えるのは倫理性に問題があると考えているという話がありました。

倫理性という意味ではG.O.O.Dテストとも絡むのではないかという話がありましたが、QA自身の倫理性という意味ではめちゃくちゃ興味深いテーマだなあという話をしていました。

全体を通した感想

今日はテストにまつわる話が多く、「テストの街」葛飾感がとてもありました。
残念ながらGWの特別イベントには行けないのですが、葛飾が今後がんがんと発展していく予感がある会でした。

*1:区長の造語??