天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

ウェルビーイングとか人類3.1とかに参加してきた

distributed-agile-team.connpass.com

今週も分散アジャイルチームについて考える会に参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

『人類3.1』これからの定常化社会におけるウェルビーイングな生き方とは!?の同時視聴

www.youtube.com

最初に前野さんの動画を同時視聴していきました。

成長化社会/定常化社会という区分け方はどちらが良い/悪いというものがあるようなものではありませんが、成長化社会/定常化社会どちらかに偏った意見を出す頻度が多くなってしまうというのはあるあるだなあと思いながら話を聴いていました。

また、人類3.1という表現は最初違和感がありましたが、話を聴くうちになぜ人類3.1としたのかが分かってきて、最後は(やや強引感もありましたが)これからの未来が楽しみになるような締めくくり方で面白かったです。

同時視聴後は、

  • 成長化社会/定常化社会という区分け方がアレグザンダーのThe Battleの話とつながるように感じている(アレグザンダーは成長化/定常化を対立するものとして捉えたけれど、前野先生の話では2つをつながる形で捉えている)
  • チームや会社の成長に関しても成長化社会/定常化社会という区分けを使うと新たな視点で捉えることができそう
  • 事業を成長するような成長化社会をアジャイルコーチがどのように構築するのか?
  • アジャイルコーチは定常化社会を構築するのが得意な人に偏りがちな印象がある

という話などをきょんさんから聴いていきました。

地域幸福度指標の活用を通じた市民のWell-Being向上の同時視聴

channel.nikkei.co.jp

続いて、こちらの動画を同時視聴していきました。

「日本における」ウェルビーイングというのを比較文化の観点で考えると面白いなあというのが感想で、謙虚性や利他性といった部分が日本のウェルビーイングにどのように跳ねてきているのか?ウェルビーイングが低い日本だが、捉え方次第では必ずしも他国と比べてウェルビーイングが低いとは言えないのではないか?という話は面白かったです。

ウェルビーイングに関する話以外でも、分析の仕方だったり、データを取った後にそれをどのように解釈してどのように活用していくのか?みたいな部分でも学びになることが多かったです。

全体を通した感想

なかなか他のイベントでは同時視聴しないような動画でしたし、2つ目の動画に関しては自分でたどり着くことが難しそうな動画だったので、どちらも楽しんでみることができました。

馴染みのあるウェルビーイングに関して前野先生を中心とした話を多数聞けて満足度の高い会でした。