天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

クラウドとSIエンジニアに参加してきた

engineering-floor.connpass.com

こちらのイベントに参加してきたので会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の概要

以下、connpassのいベンチページから引用です。

クラウドによるシステム開発が日本でも行なわれるようになってから10年以上が過ぎました。それによりアジャイル開発をやりやすくなり、内製化もやりやすくなってきたことで、SIerに求められるものも徐々に変容した10年だったとおもいます。 今回はCloud AceでSI2.0を提唱しながらCTOとして活躍されている高野さんと、SIを10年やってきたkyon_mmで雑談したいとおもいます。

会で印象的だったこと

SIerの採用

世間一般で、どちらかというと悪いイメージがつきがちなSIerとして、Cloud Aceはどのように採用を行っているのか、何を採用段階で気を付けているのか、というお話が高野さんからありました。

高野さんは、Cloud Aceに入ってくるときは希望を持って入ってきて欲しいという想いが根底にあるということで、SIerだからこそできることがあるという話や、従来のSIerのままではだめだというお話を、採用段階では考えていると話していました。

この従来のSIerからの変化点の話や、変化したことによって何が求められているか?というお話を採用時にまとめていた所、結果としてできたのがSI2.0で、SI2.0を作ったことで会社内で社歴に関わらずCloud Aceは今後SIerとしてどう生き残っていくのか、何を大事にしていくかが社員全員に共有できたということです。

SIerとユーザー企業の違い

高野さんきょんさんが、SIerとユーザー企業はそれぞれ何が違うか?(何が魅力的か?)というお話をしてくれました。

ユーザー企業の利点として、サービスの生死が見られることや、開発して終わりではなく日々の運用や会社のブランディング活動といったところにも携われるのが魅力だということで、(厳密な定義はさておき)いわゆるフルスタックエンジニアになれるのがいい点だと話してくれました。
一方でSIerの利点としては、色々な会社や色々な業界に携わることができるため、ドメイン領域のゼネラリストとしての活躍が見込める点や、企業から求められた多種多様な約束をはたす傭兵として働くことで、環境に対しての適応力が上がることが挙げられていました。

全体を通した感想

高野さんの話が面白かったのは勿論、高野さんがきょんさんにぐいぐいと気になることを質問してくれたおかげで、きょんさんのお話も普段よりも多めに聴くことができて満足でした。

また、きょんさん高野さんが二人とも攻殻機動隊で繋がっているということを知って、やはり攻殻機動隊はエンジニアとして(もしかしたらコンサルとしても)必修科目なのでは...?という気がしました笑