記事が遅くなってしまいましたが、こちらのイベントに参加してきたので会で印象的だったことと感想を書いていこうと思います。
Agile Testingを夢見たテスト自動化~ATDDへの挑戦から始まる1年間の試行錯誤、「誤」増し増し~
まずは東口さんの発表からスタートしていきました。
東口さんの話は毎回とっても分かりやい上に実践的で、話を聴いてすっきり頭が整理されるようなお話が多いので、今回も楽しみにしていたのですが、期待以上で学びが深い発表でした。*1
ATDDをはじめとしたAgile testingについて、どの本から知識を仕入れたのか→その本の特にどの部分から知識を仕入れたのか→仕入れた知識を現場になぜ、どう実践しようとしたのか→実践をしていく中でどう躓いたのか(どんな罠に陥ったのか)→何が教訓として得られたか、何がうまくいったかという話を流れに沿って丁寧に説明してくれました。
今回も自分の中で点になっていた知識の幾つかが線として結ばれて、今後Agile testingに取り組む過程で定期的に見直ししたいと思いました。
これからのCI、これからのE2E自動テスト
続いて、大園さんのお話を聴いていきました。
え、こんなにリアルな話をしてくれるの?というくらい失敗談を語ってくれたり、自動テストに取り組んでいたモチベーションを明かしてくれたりと、生々しい話が次々と聞けました。
そのため、ただ単にアンチパターンを聴いたり教訓を淡々と述べられるよりも共感がすごくできて、話も心に染み入ってくる感覚がありました。
発表も東口さんに負けず劣らず丁寧かつわかりやすい内容で、聴いていて楽しかったです。
E2Eの特性や失敗経験を踏まえて、PR単位で環境構築してテストが終わったら消去するという仕組みを作ったという所は、その技術力にも発想にも驚きました。
会全体の感想
Quesに参加したのは今回が初めてでしたが、すごくレベルの高いが2本も聴けて、参加してよかったですし、今後も参加したいと強く思いました。
懇親会に参加できなかったのは少し残念でしたが、懇親会のログや参加者の方々が#ques17のハッシュタグで呟いていたTweetも勉強になる内容が多く、濃密な勉強会でした。