天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

コミュニティ活動に参加するようになって~遠いけど近い人たち~

ふりかえりAdvent Calendar2020の最終日の記事です。
なるべく記事を書く猶予が欲しいな、と思って最終日にしたのですが、皆さんの素晴らしい記事を見た後に書くことになって少し後悔しています笑

adventar.org


アドベントカレンダーに書いた通り、自分が今年10月頃から外部のコミュニティ活動に参加して、良かったこと/苦労したことをふりかえろうと思います。

コミュニティに参加して苦労したこと

知識量の差

知識の差があり、中々話についていけないということが多々ありました。
分からない言葉はとりあえず聞き取れる範囲でメモをして後で調べる&後日コミュニティの動画が公開されたら話をもう一度聞く(もしくはコミュニティで見た動画をもう一度見返す)というのを繰り返すことで、少しずつ克服してきました。また、学んだ知識は、ブログや社内, 時間がない時は個人用のノートでアウトプットすることで、少しでも知識の定着を図ることで、徐々に話の内容は分かるな、というレベルにはなってきました。
また、分からないことを楽しむように意識することで、苦労している感覚が大分薄れた気がします。

発言すること

今年参加したコミュニティは全てオンラインで開催されていましたが、文章を書くのも声を出すのも、中々ハードルが高くて怖かったです。
ただ、発言すれば何かしらの反応をいただけますし、上手く言語化できない部分は皆さんの豊富な経験値とスキルでカバーしてくれるので、ある程度慣れてくると段々と恐怖心は薄れてきました。
声を出す時はまだ緊張しますが、自分が発言した時&文章でアウトプットをしている時は、聞き専の時の数倍印象に残っているので、緊張しなくなる位まで会話に参加していきたいと思います。

コミュニティに参加して良かったこと

楽しい

まずはとにかく楽しい。これに尽きます。
皆さんが持っている深い知識や自分が思いつきもしなかった考え方、社内では触れられないような考え方をコミュニティに参加する度に発見できるので、参加するのが毎回楽しみです。 

インプットとアウトプットが効率的にできる

沢山の知識がある人たちの話を聞けるのは勿論ですが、お勧めの参考文献やPodcast, コミュニティ...を紹介してもらえるので、一人でインプットしていた時と比べて、遥かに効率的なインプットができました。
また、OSTの場では、現場でリスクが高くて導入を躊躇してしまうことを思考実験したり、様々な知識や考え方を持った方々とディスカッションができて、その場でフィードバックも貰えるので、効率の良いアウトプットができました。

コミュニティだけの話が聴ける

まだ本やブログに出ていないけど参考になる話や、ぶっちゃけ話を多数聞くことができます。
そんなこと試してるんだ!っていう施策を聞けたり、イベントの登壇者本人から裏話を聞けたり、時には世の中的には綺麗に出ている(成功している)ように見えることの裏側を教えてもらえたりできる貴重な場だと思っています。

悩みを相談できる

どうすればいいのか分からずに困った時や、勉強したいんだけどとっかかりが掴めなかったりする時、コミュニティで相談すると、楽しみながらも皆さんが真剣に答えてくれます。(他の人が抱えているリアルな悩みについて真剣に考える行為を皆さん楽しんでやってくれている?)
何回か相談をしていますが、相談した後は、今の所100%の確率で悩みがなくなっていますし、悩みを解決するためのプロセスや皆さんの考え方もその場で吸収できるので、毎回相談して良かったなあ、という気持ちになっています。

勇気をもらえる

コミュニティに参加する前、自分はコミュニティに参加している方々に対して、人間離れした才能の下で輝かしい結果を残しているイメージを持っていました。
しかし、実際に話を聞いてみると、数え切れないほどの逆境や苦しみを乗り越えて、迷いながらも前向きに、尋常ない努力をし続けている方々だということが分かりました。
才能だけではなく努力もしている方々だというのは勿論想像していましたが、皆さんの努力量や皆さんが立ち向かってきた苦境は、これまでの自分と比較すると、足元にも及ばないことを痛感しました。
そんな皆さんからいただける話は(時にはアドバイスもいただいています)重みがあって、毎回自分の背中を強く押してもらえるような感覚を持っています。
また、皆さんと同じレベルの努力をすれば、いつか憧れの皆さんと同じような場所に立てるんじゃないかな、という期待も持てるようになりました。
そんな経験から、自分は努力する勇気/前向きに進む勇気をコミュニティ活動で貰っているんじゃないかな、と思っています。

まとめ

勿論苦労したこともありましたが、苦労したことの数万倍、良かったことや楽しかったことの方が多かったです!
コミュニティに参加したのは、自分が悩んでいることのヒントをもらったり、知識を増やしたりすることが目的でしたが、まさかこんなに楽しいものだとは想像していなかったです。
また、コミュニティで出会った憧れの皆さんからメッセージをいただく機会が何回かあったのですが、そのどれもが本当に素敵で、言葉では言い表せないほどの勇気と感動をもらいました。

↓ブログを始めたての頃に江端さんからいただいたメッセージ

↓及部さんとAckyさんからいただいたクリスマスプレゼント(だと個人的には思っているメッセージ)


今年は自分の現場も中々大変で、コロナもあり、大変な一年でしたが、コミュニティに出会えて最高の1年になったと思います。
最初は皆さんの存在が遠くに感じましたが、コミュニティに参加したことで、皆さんとの存在が一気に近いものになった気がします(知識やスキルの差はまだまだ果てしないですが笑)
試行錯誤の毎日ですが、会社でも組織を良い方向に変えようと動き続ける先輩方や、同期に支えてもらいながら、少しずつ前進している感覚も得られているので、この勢いで来年も楽しんでいきたいと思います!

 

記事は以上となります。

ふりかえりして、改めてコミュニティに参加してみて良かったな、と実感できた上に、ふりかえりの楽しさも実感できて最高でした!
アドベントカレンダーという形で、ふりかえりをアウトプットするきっかけを設けてくれたびばさん、どうもありがとうございました!!