今日からスクラムフェス沖縄に参加しているので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
会場到着まで
今回諸情による会場から20kmほどの場所に宿泊していて、一応バスで一本(40分弱)ということだったので16時くらいに宿を出たのですが、到着予定のバスが来るまで30分待ち、会場に到着するまでは100分かかるという沖縄の洗礼を浴び、18時すぎに会場に到着しました笑
荒井さんとお話する
会場に入ってまずは荒井さんとお話しました。
荒井さんは自分がコミュニティに参加してから一ヶ月後くらいに開催されたRSGT2021のDay0でお話してから話す機会を逃し続けてきた存在だったのですが、4年越しくらいにオンサイトで初対面して話をすることができました。
その当時はまだ東京にいたもののコロナ禍で色々あって沖縄に移住したというお話を聞いたり、今回のスクラムフェス沖縄の現地率が結構高めで地元に住んでいる人からするとすごく嬉しいという話を聞いたり、自分が洗礼を浴びた沖縄タイムや地域によってまったく雰囲気が変わるという話をはじめとした事情を色々聞いたりしました。
沖縄は今回初めてで、一週間くらいかけて色々と観光をしていたものの、会場付近は異文化が交わっているようなこれまで巡った地域にはない独特な雰囲気を感じていたのですが、これが必ずしも沖縄というわけではない(沖縄は街によってがらっと雰囲気が変わったりする)というのは特に印象的でした。
ogasawaraさんとお話する
ogasawaraさんから、スクラムフェスキングを決めたいということで、頭取はどこにいっても現地にいるような印象はあるけれども自分(aki.m)のほうが頭取よりもスクラムフェスに現地参加しているんじゃないか?という質問を受けて、少なくとも同率で一番スクラムフェスに現地参加していると思うという謎のマウント(?)を取ってしまいました。
ogasawaraさんも、全体で見たときに参加率Top10には入っているんじゃないかとは思っているということで、たしかに言われてみると大体どのスクラムフェスも現地にいる印象があるな、というのを改めて感じるとともに、名前を挙げていってもogasawaraさんはベスト10に入りそうだな、という結論になりました。(kobaseさん、川口さん、Akiさん、頭取、稲野さんあたりが候補に挙がっていました)
その後は、ogasawaraさんが研修講師をやっているときに色々なことを手伝ってもらっているというフジタさんワタナベさんを紹介してもらって社長や取締役の話を聞いたり、えーちゃんさんですら3歩くらい後ずさりしてしまったとんでもないネオパークという動物園*1の話を聞いたりしました。
また、ogasawaraさんはここ最近スクラムフェスに参加していて、すごく楽しいとは思うし継続して参加したいとは思うものの、刺激みたいなものがあんまりもらえるような場ではなくなったという話をしていて、自分もたしかにそんな気はするかもしれないという話はしていました。
スクラムフェスという場自体の性質として、初心者向けに間口が広げられているというのが最近の地域スクラムフェスではあるため、会話したときにどこかで聞いたことがある話になったり深いところまで入り込めない話になったりしてしまうという側面はあるよねという話をしたり、スクラムフェスという場とは別に仕事でなにか困ってそれを持ち寄って解決するみたいなことが少なくなってきたとかはあるんじゃないか?という話をしました。(リトリートなどでは深い話ができたりする)
そういった意味でいうと、学びと心理学の読書会のコミュニティや自分が少人数で最近開催しているコミュニティなどは深い話や刺激がある話ができる気がしていて、そのあたりのコミュニティの存在は貴重だよね、というのも二人で共感しあっていました。
その他にも、自分が今回抱えている諸事情の話や、天敵対策の話、沖縄のタクシーやバスの運転手が非常に呑気(?)で運転中にうとうとしたり歩道に乗り上げたりしていた話、先日のペアプロイベントのあとにきょんさんと話したこと...長い時間話をしていました。
玉子寿司さんとお話する
オンライン上だといろいろなところでお見かけしているものの、リアルでは一度も会ったことがなかった玉子寿司さんとogasawaraさんとお話をしました。
リアルでそこまでお見かけしないと思っていたら、玉子寿司さんはなんと生まれも育ちも会社もずっと沖縄だということで実はめちゃくちゃ沖縄の人なんだということが判明したり、クリエーションラインさんのスポンサーセッションであった質問への回答として貼られていた付箋の内容を見てPythonエンジニアだったということが判明したりしました。
途中からisseiさんや荒井さんやkobaseさんが合流していてクリエーションラインさんのスポンサーセッションであった質問への回答として貼られていた付箋の内容で、えーちゃんさんがしたという質問の「どのキーが好きですか?」の回答で盛り上がり、SやK、Fあたりは結構好きだという話をしたりました。
また、kobaseさんは兵庫出身だということがkobaseさんの口からあったのですが、ogasawaraさんはそれを知らなかったらしく、めちゃくちゃびっくりしてしばらくそれを繰り返していました。
他にもルードビアを賞味してサロンパスみたいな味だけど別にまずいとは思わないという感想を言ったり、沖縄の釣り事情の話を聞いたりしていました。
isseiさんとお話する
ちょこちょこアイコンだけ見ていたisseiさんとお話しました。
まず、実は新卒2年目(3年目?)という話を聞いてスクラムフェスに来た経緯を聞いて*2、そこから瀬底さんも加えてスクラムって若い人が興味をあんまり持たないような印象があるという話をしました。
次に、ここまでのバスルートとバスがすごい時間遅れていたことを話したところ、渋滞が起きやすい時間であるが故に混んでいたのが原因なのでおそらく帰りはもっとすいすい帰れるという話と、とはいえ運転手は基本的に呑気なので仮眠をとっていて始発でも遅れてきたりすることもあり得るという話を聞いたりしました。
その次に、若い人が興味をあんまり持たない理由としては、まずはハードスキルに目が行きがちなのでエンジニアだと特に技術的な知識に興味が行きがちだという原因があるかもしれないという話をしたり、昔はウォーターフォールが蔓延していたがゆえにこんな開発手法ではやってられないという想いが出ていたのに対して今はそこまでガチガチのウォーターフォールを経験していないからこそそんなに開発手法の改善みたいなところに目がいかないみたいな背景があるんじゃないか?という話をしたりしていました。
その後は、所属している会社が買収された経験を瀬底さんが偶然にも2回しているということで、買収されてもまったく変わらなかった経験と買収されたことで会社が激動した経験のどちらもしているという話を聞きました。
一次会
終バスの関係で一時間くらいでしたが、西内さんRyoさん瀬底さん(+もう一名名前を聞くことができませんでした...)と同じテーブルになってお話をしました。
最初はスクラムフェス三河ぶりに*3対面であったRyoさんと二人で話をしていて、RyoさんがRSGTに出したプロポーザルの話を出版社の人にしたところ最初はドン引きされたけれども一般受けする話にできるかもしれないという話を受けたと最終的には言われたという話を聞きました。
次に、Ryoさんとメンタルモデルの話をして、パフォーマンス心理学の文脈では自動販売機で青い表示になっていたら冷たい飲み物だと思い込んでしまうようなものがメンタルモデルだと定義しているという話を聞いたり、そういったメンタルモデルがどういう影響を今後及ぼしていくのかという話から、生成AIで質問がまったくできない人/生成AIに質問をし過ぎてしまってなかなか成果物にたどり着かない人の話をそれぞれしていきました。
その後は、食品のチェーン店でバイトをしていると、たまに本家の人が来てマニュアル化されたオペレーションを披露した際にたしかにマニュアル通りにやっているのだけれどもマニュアルを真似ている人たちと比べものにならないくらいのとんでもないパフォーマンスを見せつけられる経験があって、それが最近RyoさんとkobaseさんでやっているNVCの読書会でも起きたという話を聞きました。
次に、アイドルは見ていると印象に残りはするけれども少し時間が経つと忘れてしまうし名前の識別まではできないという話をしていたところ、推しのアイドルがいるかという話になり、西内さんがゴールデンカムイ推しだという話をしてくれました。
西内さんは特に漫画にハマったりすることはこれまでなかったそうですが、ゴールデンカムイに関してはこれまでないくらいハマったということで、なぜハマったのかの言語化はうまくできないけれども、ただ技術があってかっこいいだけではなく人間らしいドロドロした部分やすごく幼稚な部分みたいなのがあってリアリティがあるところとかにぐっと来てしまうという話をしてくれました。
ハマることが健康に悪影響を及ぼしかねないという点はあるものの、なにかにそこまでぐっとハマれる経験はすごい尊いなあと自分も含め参加者の人たちは思っていたようで、素晴らしい体験ができてよかった(羨ましい)と言っていました。
また、瀬底さんは沖縄に住んでいると、戦争に負けたがゆえにできた考え方みたいなのを色々な場面で感じるそうで、ゴールデンカムイの話からはそういった側面も感じられたということを仰っていて、仮に日本が戦争にずっと勝ち続けていたら今の日本人らしさにすごい好戦的な感じが加わって今の自分たちからするとちょっとぞっとするようなことが平気で行えたりしたんだろうという話をしました。
帰宅まで
沖縄だから時間通りにバスが来ることはないという話を聞いて、終バスの時刻ぴったりにバス停についたのですが、終バスが結果的に20分くらい遅れてきて、実はバスを逃したんじゃないのか?というヒヤヒヤ体験をしました。