天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

オブジェクト指向のこころを読む会 Vol32に参加してきた

yr-camp.connpass.com

今週もこちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

会の名前

この勉強会に関する問い合わせが来ていて、会の名前は見直したほうが良いかも知れないという話をしていきました。

結果、次からconnpassを立てる時は、yr-learningという名前にしてオブジェクト指向のこころはタイトルから消そうという話になりました。

spacewarプログラム

spacewarプログラムのエッセンスは、BuilderパターンやChain of Responsibilityパターンを彷彿させるような内容で、前回オブジェクト指向のこころを読んだときには言及されていなかったけれども状態を変化させない堅牢なプログラミングに繋がるんだなあという話をしていきました。

また、オブジェクト指向型言語を使った場合、インスタンスを一個一個作っていく必要性が出てくるとコード行数が多くなるし面倒くさいけれども、型推論を使えるならそんなに可読性の観点では変わらなさそうだという話をしていきました。

また、しれっと;(コメントアウト)が初登場していたりpre条件post条件が初登場していたので、Clojure初心者の参加者たちで文法を確認していきました。

全体的に、オブジェクト指向のこころに返ってきたということもあったのか大分盛り上がりました笑

clojure.spec

以下をみたりしながら、データ構造を厳密に設計できている理由やclojure.specの恩恵が何なのかを確認していきました。

japan-clojurians.github.io

人生のほうがソフトウェアよりも難しい

本書ではソフトウェアの方が人生よりも難しいと主張がありましたが、バージョン管理もできないしテスト駆動開発でRedになったときのダメージもでかいですし、人生のほうが難しいだろうという話をしました。

ただ、ソフトウェアが止まった場合の影響は人の人生が一旦止まった場合の影響と比べるとめちゃくちゃ大きいし、意外とソフトウェアのほうが難しかったりするのかも?という話も出ていました。

全体を通した感想

いきなりClojureの慣れない構文が出てきて内容の解読は大変でしたが、ゆっくり解読しながら理解を確認できたのが非常によかったです。

名前を変えても心機一転?今まで通り?学びを深めていこうと思います。