天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

大人のソフトウェアテスト雑談会 #230【煙草】に行ってきた

ost-zatu.connpass.com

今週もテストの街葛飾に行ってきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

品質保証ガイドブック

https://www.amazon.co.jp/dp/4817193077/

こちらの本が面白そうだという話をしていきました。

ただし値段が44,000円なのはなかなかお高いです...

JSTQB

今度試験が新しくなるということで、

  • Agile系の話が多くなった
  • Reviewのリーディング技法がなくなった
  • 結合テスト的な話が増えた
  • テストレベルが5段階に変化している

note.com

といった変更点にまつわる話をしていきました。

全体的にアジャイルテスティングの話がかなり取り入れられている印象を受けたそうです。

SQIP

SQIPに参加していた区長から話を聞いていきました。

いつも通りではあるもののやはり高めだという印象がある&固めな雰囲気は感じたということでしたが、AI関連の話が非常に多くされていたというのは特に印象的だったということです。

基調講演が生成AIだったということも大きかったんじゃないかということです。

生成AI

最近o1が出ましたが、生成AIは今ひとつ使いこなせていない気がする(翻訳や文章の添削が主な使い方)という話が出ていました。

テスト設計に関しては、叩き台とか一人のレビュワーとしての使い方としては期待できるものの、出力結果を盲信するようなレベルにはまだ至っていないということでした。

また、生成AIを初めて使う多くの人はGoogle検索と使い方の違いがあまり分かっていなかったりと、生成AIを使いこなすスキルに関してはここ一年で大分格差が開いたような印象があるというお話もありました。

おおひらさんのプロポーザル

おおひらさんがRSGTのプロポーザルをしたためているという話を聞いていきました。

マインドセット的な話とスクラムマスター×QAみたいな話はおおひらさんはしたくないと思っているそうで、愚直にチームの中でテストをしているという話をしたいそうですが、もう少しプロポーザルを練っているそうです。

話を聞いていたやましたさんは、アジャイルテスティングで解決しようとしている話が実はテスト計画で解決する場合もめちゃくちゃ多いという話をプロポーザルに出そうと思ったというお話をしてくれ、ダメ元でプロポーザルを出そうと言っていました。

全体を通した感想

終始テストの話をしているというのは自分の記憶の限り初めての会でしたw

とりあえず品質保証ガイドブックは買ってみようかなあと思いました。