天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

大人のソフトウェアテスト雑談会 #215【疲労】に参加してきた

ost-zatu.connpass.com

今週もテストの街葛飾に行ってきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。

サイゼリヤ

togetter.com

fs-ichikawa.org

サイゼリヤシステム開発費用やオペレーション費用(包丁を置かないなど)を徹底的に削っているのがすごいという話やサイゼリヤでアツい商品の話(オリーブオイルやピザなど)をしていきました。

ただ、価格が安すぎるあまり(?)日本では赤字になっているという説もあり、海外でみると黒字になっているとはいえうまくいっているのかいっていないかよくわからない側面があるという話をしました。

QA採用

そろそろQAがチームに欲しくなってきたという方に対して、どんなQAが理想的なのか?という話を深堀りしていました。

その方のチームでは、エンジニアが徐々に自律的にテストができるようになってきているそうで*1、エンジニアと近い距離でベストプラクティスを定着させることができるようなQAが欲しいそうで、話を聞く限りはSETなのかな?という意見も出ていました。

ただ、SETはSETで人によって抱くイメージが全然違うということで、あんまり安易に「SETが欲しい」と言うのは危険そうだという話がありました。

形式手法

形式手法を最近やっているという話を聞きました。

アジャイルとの相性という話になり、広義の意味ではモデリングをやっているという点と、仕様漏れみたいなところを担保できるのが強いので相性は別に悪くないということでした。
ただ、まだ試行錯誤中で形式手法への理解もそこまであるわけではないということので、そこまで深い議論にはいきませんでした。

逆に、一番つらいパターンとして、口で言うことしかできない人が入ってきてしまうと辛いということで、やはりコードレベルの具体的な話を語ることができるような人を大切にしたいということでした。(口を動かすのではなく手を動かせる人と一緒に働きたい)

全体を通した感想

ここ最近のトレンドだった品質に関しての話は今日は控えめで、その代わり会社の話を中心に文字起こしできない話がたくさんあって、やはり同じオンライン区民であっても構成メンバーによって全然話が変わってくることを実感したテストの街葛飾でした。

*1:Gherkinでテストを自主的に書いたりデシジョンテーブルを書くようになったり