天の月

ソフトウェア開発をしていく上での悩み, 考えたこと, 学びを書いてきます(たまに関係ない雑記も)

大人のソフトウェアテスト雑談会 #238【ギャンブル】に参加してきた

ost-zatu.connpass.com

今週もテストの街葛飾に行ってきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。(途中30分くらい抜けていました)

おおひらさんのイベントのふりかえり

昨日のイベントのふりかえりをしていきました。
個人的にはおおひらさんが、「このくらいのテストをすれば運用でやっていけますよね」「これくらいテストすれば十分ですよね」という話をしていたところで、何かしらの定量的な指標や具体的な根拠を示す方向ではなく「ちょうどいい」といった定性的なものがあればなんで十分だと思えたのか?というのが気になったいたのでそのことを質問しました。

おおひらさん的には、エンジニアへのリスペクトがあることやビジネス部門と距離が近く自分たちが持っている感覚が間違っていないことの自信が生まれやすいことが前提としてあって、それが故に「これくらいでいいですよね?」が確認できているというのが大きいということで、さすがおおひらさんだなあというのを実感しました。

カバレッジ

カバレッジは品質保証をしないという話から、広義でいうカバレッジは品質保証をする(業務のユースケースを洗い出してそこから何%くらいのテストができているのかを説明する)し、テストの基本はカバレッジだという話が出ていました。

ただしコードカバレッジのようなものだったり、数値遊びのような形で使われてしまう可能性があるテストカバレッジ(C1カバレッジ...)に関しては意味がないよねという話がありました。

自動車トーク

葛飾は自動車好きが多いため、コアな自動車トークが行われていました。肝心の内容はよくわかっていないのですが笑、久しぶりに参加されていたMarkさんが元気そうだったのが何より印象的でした。

QAのパネルディスカッション記事

codezine.jp

Markさんが登壇した記事が公開されたという話を聞いていきました。

エンジニアの2%しかQAエンジニアがいないという情報がさらっと公開されていて、これはどこ調べなのだろうか?第三者検証機関を考えるとどう考えても2%は超えているんじゃないのか?という話で盛り上がっていました。

全体を通した感想

前半に久々にテスト要素があふれる話が展開されていて満足でした。
自動車と漫画は葛飾区民を名乗るなら分かっていないといけないんだな、というのを実感する会でした。