スクフェス三河で登壇した際、先天的に些細な変化に気が付きやすい人はいるのだろうか?という疑問を持ち、色々文献を調べていく内にHSP(Highly Sensitive Person)という概念を知りました。
「繊細さん」が入るタイトルの本を目にしてパラパラと立ち読みしたことがあって、「生きづらい」「気にしなくてもいいことを気にしてしまう」といったような、どちらかというとネガティブな(間違った)イメージを持っていたのですが、文献を調べていく内に大分誤解されている部分が多いこと*1や、闇がありそうなこと*2を知ったので、この記事で自分が参考にした資料をまとめておきます。
Japan Sensitivity Research
HSPを専門的に研究している方々(日本人)によって企画・運営されており、研究知見にもとづくHSP情報が発信されています。
www.japansensitivityresearch.com
Sensitivityresearch.com
Japan Sensitivity Researchと違って海外の情報が主体になっているサイト
一般社団法人Psychoro(Youtube)
心理学関係の話などを中心に、臨床心理士/公認心理師の方が運営されているYoutubeチャンネル
飯村さんのnote
上記Youtubeにも出演されていて、HSPを専門に研究されている飯村教授が監修されているnoteです。
繊細な心の科学:HSP入門
怖いもの見たさもあって、上記資料や論文を一通り読んだ後にHSP関連の本を8冊程度買って読んでみたのですが、論文に書いてある内容からは大分乖離しているものが多かったです。。
その中で、串崎先生の本は分かりやすく学術的な研究事例も盛り込んで話が書いてあったので、書店に売られている本で知見を集めるなら本書が良さそうです。(飯村先生の主張とは異なる部分もあります)