こちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
会の概要
ライフスタイルの変化があったことをきっかけに働き方や意思決定の仕方を変えた方が、そうした出来事が起きた背景やキャリアへの向き合い方をトーク形式で話をしてくれる会です。
会の様子
今日は八木さんと土屋さんが登壇をしてくれました。以下のような話を説明してくれました。
ライフステージの変化に対する不安
ライフステージの変化を経験する際に感じていた不安の話を聞いていきました。以下のような点が挙がっていました。
- 残業はなかなか厳しくなる
- 何が起こるのかが正直わからず、わからないことが不安
- 病気や家庭を事情にして休みを取ることに申し訳なさがある
- 仕事とプライベートを両立させることができるのかが分からない
ライフステージの変化を経験した立場で伝えたいこと
次に、実際にライフステージが変化した上で仕事をしてみて感じたことを話してくれました。以下のような話が挙がっていました。
- 裁量労働制だと授業のために仕事を抜けられる。*1スコープ調整などが柔軟にできる
- エンドユーザーと直接コミュニケーションが取れるのは重要。そうでないと、どうしても自分にアンコントローラブルな部分が多くて話が通りにくい
- リセットされるような感覚を受けることがあるかもしれないが、これまで学んできたことは土台として生きてくる
- 病気や家庭を事情にして休みを取ることは特に躊躇なくできるし躊躇する必要もない
- 常に走り続けることは意外と求められていない
- 妊娠出産に関しては偶発的なものなので、もしかするとしばらく仕事から離れる必要がある時期も出てくるかも知れないが、積み重ねてきたことは無駄にならないし、その場その場でイレギュラーなケースを受け入れるのを諦めることができる
- サステイナブルという働き方は残業をしないことだけではない
ライフステージが変化する従業員に対して行っている会社としての取り組み
ライフステージが変化している人もいない人もではありますが、給与×やりがい×人間関係と指向性を加味した上でキャリア構築をしているという話がありました。
こうすることで、例えばライフステージが変化した際には、一旦給与は据え置きにしてその分プライベートにコミットするということがやりやすくなったり、一時的に成長を止めるといった選択肢が取りやすくなっているということです。
また、育児真っ最中の人たちが交流できる場を作ったり、子供に対して教育をするような場も作ったりしているそうで、仕事が会話のきっかけになったりとプライベートも仕事も充実させることができているということでした。
会全体を通した感想
ライフステージの変化に関連するような話はなかなか聞ける機会が限られている上に、クローズドな場で聞くような機会であることが多いので、こうしたオープンな場で話を聞くことができてよかったです。
*1:時間給を取れるようにしたりすることでも対応可能