aws-dev-live-show.connpass.com
こちらのイベントに参加してきたので、会で印象的だったことと感想を書いていこうと思います。
※個人的には、モブプロの効果や魅力にも興味がありつつ、メインはモブプロをやってみたくなるようなプロフェッショナルのデモに興味があって参加しました。
イベントのアーカイブ
会の概要
以下、イベントページから引用です。
A Whole Team Approach と言われる開発手法「モブプログラミング」では、同じ時間に・同じ場所で・同じコンピューターを使って、チーム全体で開発に取り組みます。開発をしながら「考えていること」を共有できたり、困ったときは「すぐに相談」できたり、意見の対立があっても「その場で合意」が取れたりします。
本セッションは「モブプログラミングに興味がある !」という方を対象に、テクニカルトレーナー職の仲良し 3 人組でモブプログラミングをしている姿をライブ配信します ! 今回は前回の FizzBuzz を少し応用した FizzBuzzPlus がテーマです。モブプログラミングの第一歩を一緒に踏み出しましょう。お楽しみに !
会で印象的だったこと
頻繁な相互チェック
モブプロで実装中も声を掛け合うのですが、この声をかける頻度が多かったです。
具体的には、実装前(具体的にどうなっていたいかの確認)、実装中(必要に応じてサポートの依頼、使用する関数の確認)、実装後(この実装の結果期待されていた効果が得られたのか?どのような動きができるようになったのか?)にドライバーが他のメンバーに声がけをしていました。
コード管理とGit Handover
今回のデモでは触れられませんでしたが、Gitの操作をトリガーにドライバーを切り替えするGit Handoverの紹介がありました。
現場でGitの操作ごとに切り替えする運用はしていたなあと思いつつ、手法にGit Handover名前がついているのは初耳だったので、勉強になりました。
身振り手振り、会話をはっきりとする
ただ会話するだけではなく、賛成するときはリアクション*1も含めて、はっきりとリアクションを取っているのが伺えました。
ドライバーをやる頻度
上述したGit Handoverの手法のようにドライバーを定期的なルールで交代するのも手ですが、PJ歴が浅いメンバーやジュニアなメンバーがいる場合は、その人の希望を取った上で、頻繁にPJ歴が浅いメンバーやジュニアなメンバーにドライバーを担当してもらうというのも一つの手だという話がありました。
会全体を通した感想
モブプロの効果という点での学びがあったのはもちろんですが、デモをしながら解説を挟むタイミングや、ステップを一歩踏めたときに心から喜んでいる様子が見れて楽しそうに感じられたりと、プロのデモテクニックを体感できたのも良かったです。
デモをしてくれた皆さんの話がわかりやすいのは勿論ですが、めちゃくちゃ聞き取りやすい声ですし、実況の頻度もちょうどよく、モブプロ初心者におすすめできる素敵なコンテンツだなあと感じました。
*1:例えばOKマークを手で作るなど