今週もこちらのイベントに参加してきたので、会の様子と感想を書いていこうと思います。
会の概要
今日はタイトルの通り、オブジェクト指向のこころを読んでいく会のはずでした。
予定としては、今回は22章-23章で、最終回の一個手前の会でした。(今回が最後かと思っていたのですが、勘違いしていました。)
会の様子
22章応用問題1
YAGNIはYou Ain't Gonna Need Itの略だという話をした後、ただ問題に答えるだけだとそれで終わってしまうということで雑談をしました。
まず、YAGNIはプリンシプル オブ プログラミングで知ったという話をして、あの本は最初だけ読むと初心者すぎるような気がしていいかなとなるけど、後半にいけばいくほどより面白くなるという話がありました。
また、実装段階で発生するYAGNIだけではなく、仕様検討段階で発生するYAGNIというのもあるよねという話が出て、ソフトウェアアーキテクチャメトリクスの話や、いわゆる苦痛ゾーンと無駄ゾーンの話(どちらもYAGNIといえる)が出ていました。
雑談
次の問題に行こうとしたタイミングでScrapboxが謎の挙動*1をして、その調査をしていました。(結果的に誰も知らない仕様でした)話の流れで、なんでScrapboxが良いのか?という話になり、リンクはもちろん適度に使いにくい感じや構造化がしにくい感じがすごく良いという話になりました。
そこからツールの話になり、普段どうやってメモを取ってどういう風に知識を管理するかというところで、ScrapboxをベースにしながらObsidianを使うという話だったり、Obsidianの便利な機能の話だったり、なんだかんだVSCode + Gitで完結しているという話だったりをしていきました。
話の中では、実際に個々人がどんな感じでメモを取っているかという話や、メモを取ったあとにすぐ知識を忘れてしまうのでリンクを活用していきたいといった話を個々人の作業の様子を見せながらしていたのですが、途中でObsidianのDaily Noteの話になり、Daily Noteのテンプレートや行動計画をどのようにDaily Noteに落としているのか?というテーマで雑談をしていました。
その流れで、自分が普段どれくらい活動しているかという話になったのですが、単純なベロシティだと1,160minくらい活動しているということが発見され*2、普段どんな感じで1日の行動計画を立てているのかや、バックログの具体的な内容を話したりしました。
ただ、行動計画を立てて守ることだけではなく、偶然の出逢いや自分が興味がある話ベースで勉強をしていくことも重要だよねという話になり、エフェクチュエーションの話や、20%ルールを活用して好きなことを好きなタイミングで勉強している話をしたりしていきました。
最後に、最近興味がある本の話として、関数型デザインだったり、脳に収まるコードの書き方の話をして、興味を持ったきっかけはステマではないよね?という確認をして終わりました。
この会で読書会をするのもありだけれど、実際にコードを書いてモデリングする機会も大切にしたいので、時間もないし次回改めてどうするか話そうということで終わりました。
22章あなたの意見
以下のような話が出ていました。
- ソフトウェアアーキテクチャに関する勉強を興味本位でしていたら、システムの全体構成を素早く把握する際に役立った
- バックエンドエンジニアだったけれど好きだからインフラの勉強をしていたら、仕事で役立つ場面が出てきた
- 社内ではテストの勉強をして、社外ではアーキテクチャの勉強をしているとき、結果的にアーキテクチャがテストに繋がるんだというのが分かった
会全体を通した感想
そろそろ読書に集中しようと話していたのに1時間半以上本の内容とまるで関係ない話をしていたのが、この会らしさを醸し出していました。
今度こそ本当に、次が最終回になりそうなので、まずは本を読み切って次にどういう活動をしていくのか考えたいと思います。